映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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素 敵 な 先輩!

今日は大学時代の映研の先輩に20年ぶりに会った.

というのも

いま仕上げている作品で必要な音声作りがあって
(また公開できる時はくわしく書きます)
相談したら

「協力できるのは嬉しい限り」

と快く引き受けてくれた。

しかもお金がないのですけど・・・・
というメールを送ると

「まったく気にせぬよう。ロックでないやつぁロクでナシ。」

と返信が返って来た.

かっこいいぜ。笑。

この先輩は私が大学1年生のとき
映画撮りたくてしょうがなくて入った映研にいた先輩で
そのとき4年生だった.
すでに長尺の8ミリフィルムの作品を撮っていて
作品の人気も高かった.

その先輩は
何かにつけ
私に印象的な言葉を残して行ったように思う.

最初の脚本を書き上げて
淀川で撮影しているとき
先輩は現場に原チャリでやってきて
「いやいやいやいや読みました、これはちゃんと完成させてください」。

そのあと、撮影場所を移動するために
淀川の河川敷で
原チャリの後ろにのっけてもらったら
思いっきりこけたし。笑。

それから、なんかの打ち上げでみんなで飲んで
大騒ぎして
5、6人で先輩の家で雑魚寝したこともある。

好きな本.
好きな音楽.
好きな写真。
好きな映画
すべては 先輩の好きなもので埋め尽くされていた部屋.

あのとき、私は、思ったのだ.
「そうだ。人は好きなものに囲まれて生きるべきだ」と。

まだ十代だった私は、
自分の好きなものを
まだ選びきれていなかった。

だからいま、こうして
好きなものだけに囲まれた部屋になってしまったのは
この先輩のせいなのだ。

ちなみに
そんとき、部屋には大きな清志郎さんと撮った写真と
キョンキョンと撮った写真が飾られてました.笑。

そして、
大学生活の中で
自主映画を撮らない日々を送っていたとき
偶然 街で出会った先輩に
「eye of the tigerがどっかいってしまったんじゃない。三島さん。
・・・・いやいやいやいや それも人生です」
と言われ ロッキーの映画に出てくる台詞なんかに
なんか、くやしいやらなんやら。
心の奥底に重い石を投げられた気がしたのでした.

撮り続けようと
やっぱり思ったんですよね.
こんとき。

そしてもうひとつ、私の生き方に深く影響した
とても印象深い言葉があるけど
それは秘密です.笑。


そんな先輩と20年ぶりに会って
純喫茶で
ドライカレー食べながら
今回のお願いをして
映画の話をして

私は編集室へむかった。
分割の編集もなんとなく形に
なって、今日はいい日だった.

※ちなみに写真は、その素敵な先輩.
この方は「忌野地図」という本を書かれている方で
FM802の音楽番組を演出している方です.
そして当然映画「レスラー」と「グラン・トリノ」が好きな人です。
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by yukikomishimafilm | 2009-10-13 01:18 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)