映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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「赤い靴」と「trippen」

赤い靴という映画が有る。
人生で初めて見た映画なのですが。
4歳の頃の私は、バレリーナを夢見て
赤いトゥシューズに多大な憧れを抱いていました。
(ルイ・アームストロングのトランペット並みに)
だから今もはきつぶした赤いトゥシューズは
部屋に飾っています。

映画の内容は
うら若きバレリーナが
今まさにスターの座を
手に入れようとするとき
作曲家と
恋に落ちます。

赤い靴を履いて踊り続けるのか
(「一度履いたら死ぬまで踊り続けなければならないという
魔力を秘めた赤い靴」というアンデルセンの童話がベースになっています)
はたまた
好きな男性と結ばれる事を望むのか
その選択に迫られ
どちらも捨てる事ができずに
苦渋の中、列車に身を投じて死んでしまう
という物語です。

唖然としました。
なんせ、4歳です。笑。

父親に手をひかれ
考え込んでしまいました。
とりあえずどちらかを選べないものなのか・・・・。
父親は「あるなあ、うん。決められない事は確かにある」と
ぶつぶつ独り言のように言っていました。


スピルバーグは
「この映画は、
 芸術に関わる総ての人間が見るべきだ」と語っています。
もちろん、みんなが手に入れる幸せを持ったとしてもモノは作れる。
だけれど自分にある時間すべてをそこに投じてもいいという
覚悟ができているか、という問いかけが必要だと
スピルバーグは語っているように思います。

さて、私は赤い靴・・ではなく
trippenというブランドの靴を履いています。
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1992年にドイツ・ベルリンのアートギャラリーで
靴職人のマイスター資格を持つ男女の二人が始めたブランドで、
人体構造上快適でなおかつ魅力はそのデザインです。
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「どこにでも行ける どこまでも行ける」という
私の靴定義を見事に実現してくれた
靴トリッペンに出会った時、
ドイツ人になってもいいかなあと 
ふらふらと吸い寄せられたものです。笑。
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私たち、女が赤い靴をふみ絵に 
ひとつの生きる道を選ぶ時代から
靴を手にとる事でより
なりたい自分になり、行きたい所へ行き、どこまでも行ける
そんな自由に なれる靴・・・
それは生き方を変えるものだとさえ思いました。
なんてそう簡単な構造ではないですけど。

でもきっとトリッペンのデザイナーお二人は
ほとんどの時間や脳内を 
靴で埋めているだろうと考えますけどね。どうだろう。
おいしい時間と楽しいひとときも大切にしながら。

では明日もトリッペンのbladeをはいて、でかけよう!!!
坂も登れば、
ビストロにも行けば、
柵も越えます。笑。
ダンケシェーン トリッペン。


三島公式サイト yukikomishimafilm.com/
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by yukikomishimafilm | 2008-11-26 20:28 | 徒然映画雑記