映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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久しぶりに芝居を見れた。

シアタートップスでやっている「月夜の告白」
作・演出は 水谷龍二さん。
(自分で芝居を公演した時、見に来てくださって
打ち上げまで参加してくださいました)

出演は 竹内都子さんと 菅原大吉さん

お二人のお芝居に うなりながら、笑えて 泣けた。

お二人はご夫婦で 二度目の公演です。一度目の「満月」もとてもいい芝居でした。

明日で楽日ですが もしお時間有れば是非!!

役者の芝居が好きな方にはたまらない1本となると思います。

しかし・・・その後 師匠と某東映のプロデューサーお二人と飲んでしまい
またもや よっぱらいの三島です。

次の仕事の準備しよう。

そう、誠心誠意。ね。

そう言えば近藤ようこさんの漫画に「雪夜の告白」という作品があります。

こちらもいい作品です。


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by yukikomishimafilm | 2008-12-23 03:25 | 三島の関心空間

完成!!!

9月から製作に入っていた作品がやっと今日のこの時間に完成しました!!
と言っても
内容は90分で撮影日数は7日という恐ろしいスケジュールでした。笑。

タイトルや内容などはまだ書けないんですが。

演出的な部分の全てを台本に書き込む方法を
とらせてもらえたので助かりました。

「あ、三島、今回ここに力を入れたのね」
というところがくっきりはっきりです。

それでいいんです。

ということで、また作品のお知らせできる日が早く来る事を祈っ
ています。

こんなコミュニケーション下手な私が
監督をやれているのは
スタッフや周りの人達のおかげです。
心から感謝しています。

ありがとうございました!

今日は月がキレイ。

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by yukikomishimafilm | 2008-12-22 04:44 | お知らせ♪

奴(ヤツ)。

明日はMAだ。

そして今日は友人の命日だ。
昨年の今日、 バイク事故で亡くなった。

奴は、10年来の仲間で、音響効果や音楽プロデュースをやっていた。

奴は、「あしたのジョー」が大好きで、昔ボクシングをやっていた。
その後ミュージシャンから今の仕事について、自分で会社を立ち上げたパワフルな男だった。

奴は、見た目が少しイチローと萩原聖人に似ていて、女にだらしなく
毎回連れている女が違っていた。
結婚もして子供もいるし、私は「どうしようもないね」と一度言ったが、
奴は笑っていた。

奴は、いつもバイクでスタジオにギリギリに現れた。

奴は、音のセンスがよく、何よりいつも「こんなのどう?」と戦いに挑んで来た。
私は「いいんじゃない」と笑うか
「それよりこんな感じでは?」のどちらかだった。
そこから、いろんな話が生まれた。何にどう思っているのか。とらえ方の話。

とにかく、奴といる時間、
打ち合わせだろうが、
音を選ぶ作業だろうが、
仕上げだろうが、
なんだっていつも楽しかった。

何かを作りたいと思ったらまず最初に奴に電話をかけた。
「こんなのがしたい」と言うとすぐさま「じゃ、こうしよう」という話になり、
やるかやらないかなんて話には一切ならなかった。
すでにもうどうしようかとなり、そんな話しかした覚えがない。
「お金はないよ」と言う。
「いいよ。おもしろそうだもん」と返って来た。

音の感覚は言葉だけでは理解し合えないことが多い。
奴とは、すぐさま話が通じ合えた。

 私は、いろんな行程の中で、MA(音の仕上げ)作業が一番好きだと言っていた。
それは一番最後の作業でそれが終わると完成だからだと思っていた。

が、奴を失って、わかったこと。

一番好きだった理由は、『奴との作業だったから』、なのだ。

昨年、死を聞かされた電話を切った後、初めてこんな言葉が出た。
「バッカジャナイノ」。
バッカジャナイノ。バッカジャナイノ。バッカジャナイノ。
何度も出てくる。
やりきれないよ。バカヤロウ。

奴は、最後の1年、過労で倒れ、田舎で嫁さんとこどもと
向き合って暮らした。

回復して復活かと言う時のことだった。

まだ受け入れられないけど、とにかくさ、嫁さんとこども、見守ってやれよ。

いま、奴を失ったことの大きさを感じている。
でも、奴と出会った事の大きさも感じている。

    thanks  奴。

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by yukikomishimafilm | 2008-12-19 15:28 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

sombody up there likes me

sombody up there likes me .

これは、敬愛するロバート・ワイズ監督の映画「傷だらけの栄光」の原題です。

ポールニューマンがまだ若かりし頃の代表作。 (←クリック)

ロッキーグラチアーノという実在したボクサーの物語です。
(スターローンの「ロッキー」はこのボクサーに憧れていると言う設定です。
漫画「あしたのジョー」のベースになっているとも言われています)
NYの貧民街に生まれ、末は刑務所行きと言われ たハチャメチャな男が 
金のために始めたボクシングで
人生が真っ当に 回りはじめる。

映画の冒頭とラストシーンに
この原題の 歌詞 
「天の誰かが僕を好いてくれている」が歌われます。

そして主人公も叫ぶのです。

天の誰かが僕を好いてくれているんだ!!

私は、この映画を見た時から この台詞がとても大好きです。

天の誰かが僕を好いてくれている

いい言葉だな。


そして、主人公が結婚を決める時の台詞のやり取り
絵のサイズ、全て好きです。

役所の建物の前のベンチに二人が座っている。
「やっぱり君の言う通り俺なんかダメだと思うんだ」
と 結婚したいのに 男がずっとクダグタ言い始める。

と、女のよりになって
女が毅然と「結婚しない理由がひとつだけあるわ、愛していないと言って」

男のよりになって
男「結婚しよう」

ものすごいひきの絵(役所の建物全体が見える)になって 
役所の建物の前の階段を二人が
駆け上がる。
そしてキスする二人が小さく見える。

完璧なシーンです。と、私は思います。

もうひとつ、好きなのが 
試合に勝って
ニューヨークの町中でパレードが繰り広げられるラストシーンで
奥さんに言うんです。
「この時をしっかり味わうんだ。やがていつかチャンピオンを降りる日が来る。だから精一杯味わっとけよ」

素敵です。
 
sombody up there likes me !


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by yukikomishimafilm | 2008-12-19 01:24 | 三島の関心空間
解決の糸口が見えないような気分の夜も

ブルース・ブラザーズの
レイ・チャールズのこのシーン(←クリック)

アレサ・フランクリンのこのシーン(←クリック)を見れば

大きく明日が見えるのだ。大げさ。笑。

いま、編集している監督作品にも踊りが出てくる。

自分が小さい頃10年間バレエをやっていたこともあって、
実は、とても踊りが好きだ。

踊りの出てくる映画が好きだ。

「8人の女たち」
のカトリーヌ・ドヌーブの踊りとファニー・アルダンの淫靡な踊り。

「フル・モンティ」
「プリシラ」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「シカゴ」
「髪結いの亭主」
「愛されるためにここにいる」
「タンゴ」(カルロス・サウラ)
「リトル・ダンサー」
もちろん「ブルース・ブラザーズ」

踊る姿というのは、美しく
何にも増して
解放された自由で楽しいわくわく感があり、
最高ではないか。

今夜も、shakeですよ。

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by yukikomishimafilm | 2008-12-17 01:18 | 三島の関心空間

いじいじしてます?

最近、ある仕事がきっかけで
三島由紀夫と江戸川乱歩を読み返しています。

三島は、小さい頃読まされて、あまりに父親が三島好きだったため
逆に嫌になってから読んでませんでした。
小さい頃の読んだイメージは「蒼い男の夢物語」でした。
すみません。幼稚で。笑。

読み返すとそのあまりの美しさに引きずり込まれ
離せなくなりました。

結局の所
何を美しいと感じるか
なんですね。

どんな言葉か
どんな行動か、
どんな感情か
「ええ話」なんてものからは
かけ離れた絶対的『美』。
みにくさもずるさもすべて。
まちがいなく人間の中に存在しているものです。


それを提示する事が表現なんだと
あらためて示してくれた作家でした。

あかんあかん。いま、目の前の仕事に集中しなきゃ。
間に合わない。明日までにしなきゃならないことが山積み。
今日は徹夜です。

ふと目をあげると
「美」とはかけ離れた
どうして成立しているかわからない
積み上げられた本やDVD・・・こんな視界が広がっていました。笑。
なんで倒れないんだろう。スゴすぎー。笑。

嗚呼。いじいじ♪

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by yukikomishimafilm | 2008-12-07 13:48 | いじいじ日記

『偶然の音楽』

随分と前の話になるけれど。

まだ9月の頃 ポール・オースター原作の芝居
『偶然の音楽』(構成・台本・演出 白井晃)を見ました。

終演後、翻訳者の柴田元幸さんとのトークがあり
おもしろい話がありました。
「ポール・オースターを訳す時にいつも考えるのは
人間はらっきょうか梅干しかという事です。

むいてむいてむいていくと、
核となる何かが残るのか、それとも残らないのか」。

さて、どっちなんだろう。

何かがあるようでなにもないのかもしれない。
ないように思えてあるのかもしれない。

よく考える。

むく作業。案外、いやかなり重要かなと思います。

まっ最終的には
そんなこと言っている自分は
とりあえず存在しているという事で床につきます。笑。
今日もこんなところでおやすみなさい♪

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by yukikomishimafilm | 2008-12-05 03:24 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

『妄想』

なぜだか、たまに、自分の死に様を妄想する。

「刺される?」笑。
いえいえ。

例えば去年くらいはこんな感じ。

都会の片隅の二階の部屋で
つっぷして死んでいて
窓からいろんな色のネオンのあかりが
定期的に差し込んだり消えたりしている。

今年はなぜだか
列車に乗っている。
流れる窓の景色を撮りたいなあと眺めていたら眠くなって目を閉じる。 
窓からの光でおだやかに見える顔が
やがて突然の暗闇となりトンネルを進む音が響きわたる。 
トンネルをぬけ誰かが窓をあけると
風で少しの髪がなびき
雪なのか花びらなのかが、入ってくる。

そんな死に様を妄想する。
や、ちょっときれいすぎるな (笑)
妄想だからよしとして。

まっ、そんなこと言ってても
たった今、妄想しているのは
大のお気に入りの
箱根の旅館『福住楼』の温泉につかってる自分ですけど。
あーー、温泉つかりたい。

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写真は、お気に入りの窓枠。
川端康成、夏目漱石、島崎藤村、林芙美子が愛した旅館。
建築、料理、お風呂すべて絶品。


なんの話や。


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by yukikomishimafilm | 2008-12-04 00:24 | イメージの小箱

郵便局の人

大切な書類を
ある郵便局から何度も出している。

その都度

郵便局員の女性が
手を合わせて念じてくれる。

その後の笑顔がいいんです。


そのようなお人



なりたいと思います。

私はその人にありがたやと手を合わせます。笑。


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by yukikomishimafilm | 2008-12-03 02:24 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

いずれそれはやってくる

自分が好きになるものは
自分が手に取らなくても
いずれ、必ずやってくる。

桜庭一樹もそうだった。

ある人から「絶対三島、映像化したくなるよ」と渡されたのが
「青年のための読書クラブ」。

ある年上の女性から「絶対好きだと思うよ」と渡されたのが
「私の男」。

あるPから「こういうの、向いてると思うなあ」と教えられたのが
「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」。

そして何も言わず渡されたのが
「赤朽葉家の伝説」。

なんか、自分で本買ってない人みたいですが。笑。
ちゃんと買ってますよ。
「少女には向かない職業」。笑。

そんな出会いが 続きます。

今年の映画で言えば「シークレットサンシャイン」。
絶対見た方がいいと言ってくれた人に感謝しています。

今年の芝居で言えば
「ダウト DOUBT −疑いをめぐる寓話−」です。
(ニューヨークのマンハッタン・シアター・クラブで2004年秋に初演されて評判になり、ブロードウェイのウォルター・カー劇場に移ってロングラン、その後2005年トニー賞最優秀作品賞とピュリッツァー賞をW受賞、作家自らの脚本・監督によりメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマン主演での映画化も決定した話題作)

絶対的に好きなもの。

ほんとに、いずれそれはやってくる。


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by yukikomishimafilm | 2008-12-02 02:24 | 三島の関心空間