映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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初めてのレコード。

私が初めて
「買って買って」とおねだりしたLPレコードは
チャイコフスキーの「白鳥の湖」だった。

小学生のとき
大阪の毎日ホールにキエフバレエ団の「白鳥の湖」を見に行ったとき,
生演奏とあまりの圧倒的踊りに感激して
レコードを買ってほしいと 座り込んだ.

確か当時で 8千円くらいしたから
めちゃくちゃ高かった。

でもももう私の高揚感は押さえられないのだ。

母親は しぶしぶ
「お年玉と誕生日プレゼントなしやで」と言いながら
買ってくれた。

中を開けると
見た事もないロシア語。そして嗅いだ事のない匂いがしたのを覚えている.
だから 私にとって ソ連 の匂いはいまだにあのレコードを開けた時の匂いである.

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ちなみに初めて自分で買ったシングルレコードは
フィービー・ケイツの「パラダイス」。笑。
映画「パラダイス」の主題歌かな。あのとき、すごくすごくかわいい!と思ったのでした。

ちなみに初めて兄貴にプレゼントされたシングルレコードは J・Bの「セックス・マシン」。
当時は踊りくるってたけど。小学校低学年の妹に このレコード送るなんて頭おかしいんちゃうか、と思う。笑。
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さて

昨日は1話分のオールラッシュ(編集しただけのものの試写)があって

音楽家の小林洋平さんと打ち合わせしました。
小林さんは1話目の犬童組の音楽で
とても素敵な音楽を作ってらっしゃって
今回はオムニバスなので 毎回 毎回 その世界観に合わせて
作曲してくださいます。とても楽しみです。

そしてそして 小林さんに素敵なCDを貸していただいたのですよ。

これがめちゃくちゃジャケの写真からかっこ良くて

聞いたらこれ、かっこよすぎます。 

ヤン・ガルバレク 。ノルウェー出身のジャズ・サックスプレイヤー。
是非,聞いてみてください.
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追伸・昨日4月22日は
誕生日だった。
たくさんの友人 
     スタッフ 
     プロデューサーの方から
ハッピーバースデーカードやメールを送ってもらって
うれしかったです。
仕事場でもスタッフみんな楽しそうな顔していたし
「ほんま、ありがたいなあ」と思ったいい1日、でした.
  本当にありがとうございました。
ちなみにジャック・ニコルソンとレーニンが同じ誕生日です。笑

追伸2・さっきCDをご紹介したヤン・ガルバレク。
    なんとなんとなんと、私の大好きなCDの1枚
    キース・ジャレットの「my song」
    に参加しているミュージシャンではないですか〜。
    つながりましたよ。うれしいです。
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by yukikomishimafilm | 2010-04-23 19:08 | 三島の関心空間

「百日紅」。

久しぶりに おうちでの作業なので
その前に たまっていた お洗濯とお掃除。
いかん、このままでは ただの
かたづけられない女
ではないか〜。

葛飾北斎と娘のお栄は弟子の英泉と三人で
暮らしながら 絵を描き続けた.

せんたくものも転がったまま。
食事はいつも店屋もん。
食べた 食器は 洗わず そのまま。
描き損じた紙はその辺に転がっている.
そして家が汚れて来たら、引っ越しする。

そんな生活の中で
ひたすら 絵に集中していた
画狂人たち。描いて描いて描きまくれ。

三人の奇妙で魅力的な共同生活を
杉浦日向子さんは
「百日紅」という漫画で
描いている。(ちなみに、名作です)

まあ、この方達は 
天才なので
こんな生活でも許されるかもしれないが
私は,きちんと生きていかなきゃなるまい。
ふむ。

いま、ある、モノガタリをせっせと書いていますが
ちょっと休憩。

マリアージュのボレロという紅茶(がらにもなく?)を飲みながら
ブログを書いています.

あ〜久しぶりに1日家にいる気がする.

※写真は 大好きな漫画,杉浦日向子さんの名作『百日紅』
     読んでいてぞくぞくします。
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by yukikomishimafilm | 2010-04-21 17:16 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

じっくり、取り組む。

編集から帰って来ました.

あらためて、
「じっくり 取り組む」って大事だし
自分にとってもその方が心地いい、と再認識。

何を描こうとしていたか,
本当に伝わっているのか.

編集マンと話し合いながら
進められる過程は とても 意味があるし
大切な時間だと思う.
それは 作品にとっても。
お互いにとっても。 
もちろん、時間とお金には限りはあるけれど。

これからも
やっぱりひとつひとつ、じっくり取り組んで行きたいと思う。

※最近思い出した言葉。
ピアニストのフジコ・ヘミングさんが自著で書かれていた言葉です.
「作曲家のリストの本に、『この世は悲惨で耐えられないから,高貴な人間は夢の中に住んでいるのだ』という言葉があるが,こどもの頃から夢見がちな私は,気がついたら、ずっとピアノの中に住んでいる」
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by yukikomishimafilm | 2010-04-19 03:17 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

忘れない一言。

東映京都撮影所というところで
デビューさせてもらったとき、

私は,あるひとりの人物に大変御世話になった。
ご自身でも監督されているのに
チーフ助監督としてついてくれる、と言ってくれた希少でありがたい人である。
でも撮影所のいろいろ事情があって
ついてもらえなかったけど
その人は インする前にこう言った.
「スタッフをもっともっと愛さなあかんで、三島ちゃん」。
当時,当然の事ながら余裕がなかった私には
その言葉は 心にぐさりと突き刺さったけれど
愛情のある一言だった。以来,肝に銘じている言葉である。

その人の名は
山下耕一郎さん。
将軍と呼ばれた映画監督、山下耕作さん(名作「関の彌太ッぺ」「緋牡丹博徒」を監督)
の息子さんです。

今では,山下さんはありがたくも私の文通相手です。
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by yukikomishimafilm | 2010-04-16 02:22 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
がんがん編集中の日々なのに
朝早く起きて
カレーを作ってしまった。

だって、美瑛で買って来たタマネギとじゃがいもがめちゃくちゃおいしそうなんだもん。

タマネギなんて,切ったらじゅわ〜っと水分が出て,なんともジューシー&甘い!
煮込んで甘みの深いカレーできあがり。
で、できたカレー食べて 編集へ。

どんだけ早起きなの?!
ていうか、どんだけ食い意地張ってるの?

で、編集室では
撮影監督の高間さんとかチーフ助監督の高野さんとかプロデューサーの新井さんとかと
みんなで
六花亭のチョコマロンを食べる。

どんだけカロリーとってるの?笑。

でもいずれもおいしかったです。

で・・・・肝心の編集の方は、もうふた頑張りくらいしないとダメかも!

がんばろ。

※写真は朝、いそいで撮ったカレー ランチョンマットとか敷いてる余裕はなかったです。
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by yukikomishimafilm | 2010-04-15 00:08 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
昨日は,雨の中、延々と プロットなるものを書いていました!
東京のとある場所を舞台にした小さなモノガタリです。
その後,喫茶店では 先日撮ったドラマの確認をいくつかして。
そしてそして 一件打ち合わせして

夜はミッドタウンで
原田知世さんのライブ!

いや〜
ひとつひとつかわいかった。

アイスランド的世界観、たまらない。

優しい透き通る声,妖精のような彼女の存在,

時折見せる 強い意志、が感じられてテンション上がりまくったその時,

細野晴臣さんがゲストで登場!!!!

素敵です.

後半には バックのカーテンが ガーっとあがって

ミッドタウンのビル群の灯りが ガラスの窓一面に広がるという演出。

にくいねっ!

私の細胞はまちがいなく活性化されました。
 
「ロマンス」「青い鳥」そして十代の頃聞いてた「地下鉄のザジ」♪
iPodに入ってます.

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by yukikomishimafilm | 2010-04-13 12:50 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
ずっとずっとブログを書きたかったのだけれど
なかなか書けませんでした。

実は クランクアップして
編集するまでの合間に
別作品のお仕事(シナハン)で北海道に行って来ました!

ご案内してくださった場所がまた素晴らしくて
すっかり 大好きになりました。

お天気がよかったのもあるけれど
私の頭の中では
光の音符がずっとずっとずっと流れていました.

本当に 光が美しいんです.
そして いちいち センスがいいんです。
赤い屋根、ドア、木の窓枠,小物
(薪のストーブ、薪を入れる革のバッグ、トマトピューレ、紅茶缶にいたるまで)
風,光り,水,雪の白,そして・・・月。

そしてそして 出会う人出会う人
オモシロくて!
私の大好きなキーワードが そろった
セカイでした!

時計は 全ての人に平等なのではない。
生きるという時間 を どれだけ大切に大切に
暮らして行けるか,
そんなことを学ばせてもらったように思います.

そしてそして誰かのために何かのために自分の人生を捧げるという生き方は、
それは美しいと思っています。

作品の空気感が見えて来ました!

とりあえず携帯で撮った写真の一部です.

※畑の真ん中にある カフェ・ピクニックさんの看板.手作りだそうで・・・素敵です。大阪から移住されたご夫婦が経営されていて、大阪出身の私は勝手に一方的に親近感。この広い景色に魅せられたのだそうです。
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※そのお店のドアです.めっちゃいい感じです.
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※そのお店の飲み物を待っている間に 光がいい感じでグラスからのびていたので
撮っちゃいました.なんてことないですが。なんか、好きです.
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by yukikomishimafilm | 2010-04-12 12:33 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

クランク・アップ!

いま、監督させていただいている毎日放送の深夜ドラマ
『アザミ嬢のララバイ』
こちらをクリック!(←)
2本分が
さきほど 無事クランクアップ!!
東映撮影所の夜は更けていました....

みなさま、お疲れさまでした!!

放送日が決まったらまた
ご報告したいと思いますが
このドラマはオムニバス形式で
いろんな監督が演出されています。
(犬童一心監督とか手塚眞監督とか)
セットは抽象的なほぼ1セット。

三島が監督した2本は「カラダノ記憶」と「死者は死んだ羊の夢を見るか?」です。

「カラダノ記憶」は・・・・
菅原大吉さん
柄本佑さん
月船さららさん
木野花さん

「死者は死んだ羊の夢を見るか?」は・・・
町田マリーさん
染谷将太さん
村岡希美さん
岩松了さん

が、出てくださいました!

時間のない中、キャスト・スタッフ一同 みんなで頑張りました。

わたしは、今回全くタイプの違う2本を監督できて幸せ者です.
「カラダノ記憶」は
もともと小林弘利さんが書かれた脚本があり
「是非このホンが撮りたい」と・・・。
どんどんファンタジーな方向に
なっていきました。

「死者は死んだ羊の夢を見るか?」は
「こんな話しやりたい!!」とごり押しして(?)
プロットからシリーズ構成の小林弘利さん 脚本家の吉村元希さんと
作って
共著で脚本も書かせてもらいました!

あとは編集、だ。

とりあえず、今日はおやすみさい。

追伸・今回,いろんな方が撮影に訪問してくださって
   差し入れもいただきました。ありがとうございます。
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by yukikomishimafilm | 2010-04-04 03:34 | 三島の仕事