映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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ボブ・ディランの言葉

随分と昔の話しだけれど。

高校のときつきあっていた彼に
ある日突然
1本のテープを渡された。

聞いてみると
有頂天の
「BYE-BYE」という曲だった。
(そう ケラさんが歌詞を書いて歌っているのだ)


「寒くもないし 暗くも無い そんな広場で
おざなりの涙いらない そんなお別れ

バイバイ 僕らの君とボクとが 壊したなにか
バイバイ 僕らの君とボクとが 嫌ったなにか
バイバイ 僕らの君とボクとが 数えたなにか
バイバイ 僕らの君とボクとが 信じたなにか

バイバイ 僕らの君とボクとの、おわり」。



突然のカットアウトで終了するこの歌は

ほんとに全てに対して全てに対して

別れを告げていた。



あーーーーーーーーー。まあね。

あーーーーーーー。そうね。

なんて思いながら

授業なんて耳に入らず 教室の柱や壁がくねくねと曲がって

私は宙に浮いていたなあ。

十代の別れって なんであんな視覚的なんだろう。
(他の子は 巨大な牛乳の海の中に落下した感じだったらしい。
何もかもが白でもがいてももがいても白い世界から抜け出せない感じだったらしい)



当時、何度も何度も聞いた訳さ。この曲を。

彼と私の どれをどの体験を指しているんだろうか,なんて考えたりして。
←若いなあ。意味なんかねーよ。
そして彼の生き方として、すべてを拒否して
すべてに一度オサラバしたいのだなと思った。
今から考えると彼の、自己顕示欲。

でも最後は 私 

「ええ曲やな・・・」と。笑。ただのあほですね。ほんと。

そしてその後 

ケラさんのお芝居を見に行くんだから、ねえ。


そんなことを何故思い出したかというと

ボブ・ディランのこの言葉を読み返したからだ。


『人は本当は男や女を探し求めているわけじゃなくて

自分の内側に潜(ひそ)んでいるものを

目覚めさせてくれる人を探しているんだ』

高校の彼はまさに そうだった人のひとりと言う訳です。やるね。笑。

人との出会いも 

作品との出会いも

そこにつながっていく気がします。
この半年も、素敵な人達に素敵な作品に出会わせていただいています。

果たして
自分は
誰かに
ナニカを
トドケラレテイルンダロウカ…。     



追伸、
吉田浩太監督の「お姉ちゃん、弟といく」(主演・江口のりこ)の応援コメント
書かせてもらいました。

素敵な映画です。是非、ご覧ください。ホームページはこちらをクリック!(←)

追伸・<ここんとこ見た舞台> 
   PARCO劇場「裏切りの街」 アル・カンパニー「家の内蔵」 メトロ「痴人の愛」
   南河内万歳一座「びっくり仰天街」加藤健一事務所「モリー先生との火曜日」
   唐組「百人町」PARCO劇場「吸血鬼」

   <ここんとこ見た映画> 「告白」「ちょんまげプリン」(試写)「悪人」(試写)
               「オーケストラ(原題:Le Concert)」
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by yukikomishimafilm | 2010-06-15 14:36 | 三島の関心空間

〝女優の映画〟

〝女優の映画〟・・・・東京カレンダーでそんな特集が組まれていた。

映画監督やクリエイターの方々が
いろんな〝女優の映画〟を答えられていて
面白い特集でした。

アットムービーの森谷さんから「載ってるで〜」とのことで
見せてもらったと言う訳です。
ちなみに森谷さんは 一位に「時をかける少女」原田知世さんをあげていました。
わかります。わかります。

ちなみに私も (誰にも聞かれていないけど)
考えてみました。
〝女優の映画〟と言えば・・・

「グロリア」ジーナ・ローランズ
「バグダッド・カフェ」マリアンネ・ゼーゲブレヒト
「隣の女」ファニー・アルダン
「女が階段を上る時」高峰秀子
「死刑台のエレベーター」ジャンヌ・モロー
「親切なクムジャさん」イ・ヨンエ

・・・とばっと浮かんだのはこんな作品たちでした。

みなさんの〝女優の映画〟ってなんですか?


※写真は「グロリア」のジーナ・ローランズf0189447_257178.jpg
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※「親切なクムジャさん」のこの表情にやられました。
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by yukikomishimafilm | 2010-06-04 02:50 | 徒然映画雑記