映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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洞爺・月浦での一ヶ月近い滞在から、札幌経由で
東京に戻って参りました。

月浦での生活は
刻々と変る自然の風景と
軽やかに耳元に吹く風
おいしいパンとお料理
そして「珈琲入りました」という声と薫りとともに
出される珈琲。
たくさんの生き物たち(自分も含めて)が自分の周りを囲んでいました。
何かあるとお話しして、軽く一杯飲んだり、お茶したり、一緒にごはん食べたりと
会話してて楽しいみなさんと暮らすことが出来て
わたしとしては
今まで生きて来た中でも
この上ない幸せな時間となりました。

とりあえずラストまで書き上げた日
ご家族のみなさんが
イタリア料理とワインで一緒に乾杯をしてくれました。

そうして
雪虫が舞い始めた頃、
わたしは帰路についたのでした。

ありがとうございます。
いろんなことに
ありがとうございます。

東京でも
いろんなことを考える日々がつづいています。
東京の空はこんな空。
これも好きです。
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by yukikomishimafilm | 2011-10-24 12:03 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
今朝の洞爺湖があまりに幻想的だったので、アップします。

まるで湖の中から太陽が生まれてくるようです。


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映画『しあわせのパン』公式サイト
サイトです。(←クリック)
主題歌についての新しい記事を載せてくださいました。
よかったらご覧ください。
こちらの記事です。(←クリック)
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by yukikomishimafilm | 2011-10-09 10:43 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
予告が発表される中、わたしはロケ地へ!
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2日のよる、わたしは札幌行き北斗星 深夜特急の夜行列車の中にいました。
実は 書き物に集中するために洞爺へ行くことにしたのです。
さあ、書きまくるぞ!
しかし計算ちがいはこの列車がファンにはたまらない古い型ですごい揺れです(笑)
しかも電源がない〜!まあ朝まではもつでしょう!
パソコンで文字をうってると若干酔いそうです。
でもみなさま!
一度は絶対にこの列車で北海道へ!サイコーに楽しい旅になります!
朝焼けとともに青函トンネルをぬけて北海道の大地が広がる瞬間の美しさと言ったらありませんよ。
でも帰りはいつも飛行機です。


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朝、トンネルを抜けると 朝日で 車内はこんな明かり。

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モーニングを頂こうと六時半の一番乗りで食堂車へ。そこの窓から見えた大沼公園をキャッチしました。
水というのは私にとって大事なファクターです。進行方向に向かって左側からよく見えます。
食堂車はただいま 老夫婦の方、若い夫婦の方、かなりのテツ好きの男性ひとり、妙齢の女性とそのご両親の家族旅行、そして女ひとり←これ、わたしです(笑)


さて、撮影時にも大変お世話になったトーヤマンに駅から送ってもらい
撮影場所のカフェ、ゴーシュさんへ。
着いたらカフェのお二人がこの部屋を用意してくれていました。

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しばらくの間の私の仕事場です。
わたしは、ここで書いてはおいしいごはんをいただき
また書くという暮らしを続けています。
実は撮影中はここがメイクルームでした。

みなさんに感謝しながらひたすら書きたいと思います。
何を書いているかはまたお知らせできる日が来ると思うので
待っててくださいね。

主題歌についての新しい記事を載せてくださいました。
よかったらご覧ください。
こちらの記事です。(←クリック)
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by yukikomishimafilm | 2011-10-06 22:48 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
主題歌が発表されました。
こちらの記事です。(←クリック)
ずっと大好きで
ずっと大切な曲を
主題歌にできた私はしあわせです。
清志郎さんが亡くなったとき、この歌を一晩中聞いていました。
みなさんも是非聞いてみてください。



拝啓 矢野顕子and忌野清志郎 さま!

初めて母に買ってもらったLPレコードはキエフバレエ団の「白鳥の湖」でした。

初めて兄貴にプレゼントされたシングルレコードは、ジェームス・ブラウンの「セックス・マシーン」でした。

そして、初めて自分で買った邦楽のレコードが、矢野顕子さんの「ごはんができたよ」だったのです。

その中に入っていた「ひとつだけ」という歌。

ほしいものはたくさんあるの。

でもほんとに「ほしいものはたったひとつだけ」と歌うこの歌は

ほしいものをわかっている人間が一番つよいと言うことを私に教えてくれました。

そしてそれが誰かを、何かを(と言い換えてもいいと思います)

〝想う〟ということが何より大切なことなんじゃないかなと思わせてくれた歌です。

だから、どんな大変な夜もこの歌が私の心を埋めてくれた、そんな存在でした。



大人になって

『はじめてのやのあきこ』を聞いた時、

あ、と息が止まりました。

矢野顕子さんと忌野清志郎さんが歌う「ひとつだけ」は

君の黒い心の扉を開く鍵がほしい、という。

女子ワールドから一気に少年心の世界へスライドして

自分の中に新しい物語が広がっていきました。

とっさに、いつかこの歌がエンディングに流れる映画を作りたいと

思ったのです。

 

離れている関係より

一緒にいるんだけど心だけが離れている

そんなふたりを描きたい。

その関係は男と男でもいいし女と男でもいいし女と女でもいい。



そして、今回映画『しあわせのパン』を作る時に

撮影場所の北海道のカフェを見つけた時

真っ先に心の中にこの歌が流れました。

紺碧の湖、一面真っ白な雪の世界、この場所でこんな美しい場所で

〝そばにいるのに心だけが届かない夫婦〟の話を作りたいと思いました。

プロデューサーのみなさんに『ひとつだけ』を聞いていただいて

「こんな世界の映画を作りたい」とお伝えし、この歌を聴きながら脚本を書きました。





プロデューサーはじめたくさんの方々のご尽力があって

矢野顕子さんにお許しを出していただけて

この映画に

名曲『ひとつだけ』が流れることになりました。



この歌がなかったら生まれていなかった映画、です。



時にひとはほんとにほしいものを見失うし間違えます。

自分もそんな時がありました。

でもじぶんにとってのひとつだけがなんなのか、わかっている人間が一番つよいとやっぱり思います。



今のわたしの願いは、ひとつだけです。

わたしが「ひとつだけ」を聞いて受けとった何かが

映画を見てくださった方々に少しでも伝わりますように。

もし伝わったとしたら

それはとても幸せだなと思います。


最後に、矢野顕子さん忌野清志郎さん、この歌を生んでくださってありがとうございます!

心から感謝しています。


               監督・脚本 三島有紀子
映画『しあわせのパン』公式サイト
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※追伸
映画『監督失格』のエンディング、矢野顕子さんの「しあわせなバカタレ」も素晴らしいです。
映画もホンモノ。よかったです!こちらも是非ご覧ください。
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by yukikomishimafilm | 2011-10-04 19:33 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)