映画を作っています。監督・三島有紀子の公式ブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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*高校生が「少女」についてインタビューしてくれました。
質問も感想も新鮮でした。
また、ラストカットの解釈がオリジナリティがあって。
ハッとしました。そういう解釈をそういう言語で表現するのだなあと。
それはネタバレになるので記事には載っていませんが、
質問も面白く、
素敵な記事になっています。
是非、読んでください。

ここ。(←クリック)




*東京新聞 <家族のこと話そう>芸術の厳しさ 父に学ぶ 映画監督・三島有紀子さん
ここ。(←クリック)



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by yukikomishimafilm | 2016-10-12 00:31 | 三島の関心空間
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建築好きとして
建設新聞さんで、インタビューを受けさせ
ていただきました。
母校はヴォーリズ設計ですし、小さな頃から父親に連れられ、建築を見て回ってました。

今回も素晴らしい建築で撮影させていただけました。
豊橋市公会堂や早稲田スコットホール…。
是非、ゆるりとご一読いただければ幸いです。

「建築をデザインする人も大事だけれども、それを実際につくる職人さんたちの技術もとても大事だと考えています。技術は短期間では身につきませんし、技術の継承もあります。その歴史が建築の空間をつくっているということですね。映画も同じで、撮影、照明、美術、衣装などそれぞれの歴史ある技術の結集です。」

*本文に二箇所誤字があるのが残念です。
政策委員会→製作委員会
意匠→衣装

ここ。(←クリック)

http://kensetsunewspickup.blogspot.jp/2016/10/blog-post_98.html
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by yukikomishimafilm | 2016-10-11 12:07 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
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映画は皆で作る総合芸術です。
スタッフのひとりひとりの技術と心意気、そして愛情が写りこむもの。
山本美月も初めてこの映画を見たとき
「みんなの愛情がつまった映画」と言ってましたが、
ほんとにたくさんのスタッフの愛情が注がれています。

◎まずは、脚本
とても面白いけれど映像化がとても難しい原作「少女」を目の前にして
一緒に挑んでくれたのが松井香奈さんです。
私がプロットを書いて、
いろいろ話しては、
書いて、
それこそ、膝を突き合わせて
神楽坂の喫茶店で何度も何度も同じサンドイッチを食べながら
作った脚本です。
松井さんは女子高卒業だし、
たくさんのアイデアを出してくれました。

◎撮影の月永雄太と照明の齋藤徹
月永さんとは、
『心の音』という作品で
長野の昼神で泊まり込んで撮った作品から
『ぶどうのなみだ』と一緒に作っています。

月永さんと齋藤さんが作り上げた
ショットはとても美しく、少女たちの醜さ儚さを強調してくれています。

◎美術の黒瀧きみえ
黒瀧さんの美術的センスは
「少女」の世界を作り上げるのにとても重要なのです。
「ぶどうのなみだ」「繕い裁つ人」と一緒に作っています。
映画の世界観を
いつも黒瀧さんと一緒に模索している時間が楽しい時間です。

◎音楽の平本正宏
いつも自分の頭になんとなくの
音楽の方向があり
自分としてはそれをテーマに撮ってるのですが
今回、そのイメージをはるかに越えた
テーマ曲のワルツを書いてくれました。
これは、メイポールダンスの曲であり、ラストにも流れます。
この曲が、この映画を象徴していますし、いろんなことを伝えてくれています。

◎クオリティをあげてくれる
助監督 佐伯竜一 演出部の小菅規照 目黒啓太 大黒友也
ラストシーンの少女が疾走するシーン。
スケジュールの都合で、一度、曇りで泣く泣く撮影したカットです。
でも、映画を象徴するカットと考えていたので、
もっと映画の強度を高めてくれるカットにしないとダメなんじゃないだろうか…
何日も悩んで相談しました、
「もう一度撮った方がいいと思うんだけど」
すると、演出部チーフが、少し考えて、「そうですねね」と。
スタッフやキャストのスケジュールを調整してくれて
夕陽が輝く日にもう一度チャレンジして撮り直したのです。
カットかけた時、「いいカット撮れたね」と隣で笑ってくれたのが演出部でした。


映画は、こんなたくさんの愛情で作られています。
まだまだこれは、ほんの一部ですが
是非、スタッフの技術と愛情を劇場で
楽しんでください。


【スタッフ】
脚本:松井香奈・三島有紀子
音楽:平本正宏
主題歌:GLIM SPANKY

撮影・月永雄太
照明・斉藤徹
美術・黒瀧きみえ
録音・浦田和治
編集・加藤ひとみ
制作担当・坪内一
助監督・佐伯竜一
記録・吉田久美子


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by yukikomishimafilm | 2016-10-02 16:33 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
映画『少女』のHPにインタビューが掲載されています。

もしよろしかったら。
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by yukikomishimafilm | 2016-09-22 12:00 | お知らせ♪
インタビューではあまりお話しできなかった、見どころをここでは記す事にします。

映画『少女』の見どころを聞かれて
もちろん「全部です」と答える三島です。笑

ここだけの話、そのひとつを書いておきます。
原作にはないシーンがたくさんありますが、
他の作品ではあまり見られない
シーンのひとつとして、ダンスシーンがあります。

原作では共学の高校が舞台ですが、
より窮屈で閉塞感を出すために、規律正しい女子校の設定にしました。
その体育祭で伝統的に踊るのが
メイポールダンスという踊りです。
これは、まわりの人の状況を見て、まわりの人とバランスをとりながら
正確に均等に踊らなければならないダンスです。
それが美しさを生むのです。
さて、まるで17歳の頃の女子の中にいる感覚に近いのではないでしょうか。
まわりを読む、、、。
大変です。
その感覚を表してくれるものとして、
ダンスシーンを入れました。

まあ、もともと自分が
映画には踊りや歌などの
お楽しみがあったほうが
おもしろいと思う方だというのも大きいです。

さて、メイポールダンスを
どう振り付けてもらうか。
宮河愛一郎さんに相談しました。
平本 正宏さんが作曲してくれたせつないワルツにのせて、苦しくなるほど統一された、動きの大きな美しきダンス、、、を見せたい。
メイポールダンスの研究から始めてもらいました。
もう。生徒役のみなさん、そしてダンサーのみなさん、いろんな場所で何日も何時間も練習してもらいました。
金髪の引間 文佳さんの、指導がまたかっこよくてね。
そのシーン撮る時に、練習の完成形を見せてもらい
あまりの素晴らしさに鳥肌が立ちました。
結果、この音楽とこの踊りが、この映画の世界観を決めたものとなったのです。

生徒役には、芝居がうまくてダンスも踊れる贅沢なキャストが!
土居 志央梨
石橋静河
小林麗奈
浅野 望
飯村未侑
水田萌木

ダンサーでもあり生徒役もやってくれた!
森山実莉
仁志 美穂
前川 遙子
福留愛梨

こちらも是非、お楽しみください。

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by yukikomishimafilm | 2016-09-22 11:29 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)
インタビューではあまりお話しできなかった、見どころをここでは記す事にします。

映画『少女』は
子役のお芝居も素敵です。
今回は、本田翼さんと山本美月さんの子供時代のできごとや関係性が肝になります。
そのキーとなる子供時代を演じてくれているのが渡邉このみさんと原涼子さんです。
このみさんとは「硝子の葦」でもご一緒して繊細な演技をしてくれましたが、今回もまた由紀のトラウマとなったできごとのシーンでは、ほんとに細やかな演技をしてくれました。原さんも今やいろんな役をやられてますが、声色まで役に合わせて変えてくれます。剣道が上手い設定なので習ってもらったらずっと続けていると、竹刀を見せてくれました。
二人とも根性があって、つらいシーンは二人で励ましあってがんばってくれました。
そして、
本田翼さん演じる由紀は、死を見たいという想いから夏休みに病院の小児病棟に行くのですが、そこで二人の少年と出会います。この2人も物語の中でキーとなります。
少年たちの無垢な心が由紀の心を溶かしていきますが、、、果たして少年たちはほんとに無垢なのか?という役どころです。
中村瑠輝人さんと山田日向さんです。
この役はオーディションで探したのですが、実は最後に残った4人は素晴らしくうまかったんです。全員撮りたいと思いました。2人に絞るのが苦しかったのですが、
この2人は私のイメージに合っていたのとお芝居が好きでたまらない、
そして、この役を絶対やりたいと渇望しているのが強く見えました。
共演した稲垣吾郎さんも、
子役たちには、ハッとさせられ、自分の芝居が変わりましたと語っておられました。
子供達のお芝居、しかとご覧ください。

#映画少女
#渡邊このみ
#原涼子
#中村瑠輝人
#山田日向
#三島有紀子
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by yukikomishimafilm | 2016-09-22 11:25 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)

映画『少女』は
大人の役者さんのお芝居が実はとても大切です。


本田翼さん演じる由紀のお母さん役には
川上麻衣子さん。
お父さん役には二階堂智さん。
祖母役に白川和子さん。
この家庭は、厳格な祖母に支配されています。
由紀の通う女子校の校長までやり遂げた厳格な祖母は、現在は認知症で歯止めの効かない状態です。
まったく、ゆるぎなく存在している祖母に振り回されて、
いろんな闇を抱えているお芝居をほんとに繊細に川上麻衣子さんと二階堂さんが、
演じてくださいました。
そして、白川和子さんも体当たりで、尺度を持った凛とした1人の女性を演じてくださいました。由紀に大きな影響を与える役です。


山本美月さん演じる敦子のお母さん役には
佐藤真弓さん。
お父さん役には小嶋尚樹さん。
この家庭は、とても健康的です。だからこそ、闇を抱えた敦子は家庭でも明るく笑顔でいなくてはなりません。打ち明けることもできません。明るく健康的な家庭を2人で描いてくださいました。
そして、ボランティアで子供達にエプロン紙芝居をしている役では銀粉蝶さん。
非常に絶妙なバランスで偽善者を演じてくださいました。きっと彼女も家庭でのいろんな満たされない想いがボランティアに向かわせているんだろうと想像してしまうほどに。
カットしたシーンもほんとは見ていただきたいですし、みなさまの撮影日がおわるのが寂しくて寂しくて、、、。

そして、とてもキーとなるおじさん役が菅原大吉さんです。
ネタバレになるので何も言えませんが…
ともすると、薄っぺらい人間像になってしまいがちなこの役ですが
しっかりと深い闇を感じさせてくださいました。最後の最後まで見逃さずにいてください。

みなさまの演技、作品を支えてくれています。強くこの方にやってもらいたいと願った皆さまなので
参加してもらえて
監督としてほんとに幸せです。

是非大人の役者さんのお芝居、ご覧ください。
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#映画少女
#川上麻衣子
#二階堂智
#白川和子
#佐藤真弓
#小嶋尚樹
#銀粉蝶
#菅原大吉
#三島有紀子

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by yukikomishimafilm | 2016-09-21 12:14 | 三島の幸せ(もの・こと・ひと)