映画を作っています。監督・三島有紀子のブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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新作の『ビブリア古書堂の事件手帖〜memory of antique books〜』
の特報が発表されました。

ずっとご一緒に作品を作りたかった役者さんと作ることができて幸せです。

是非、特報をのぞいてみてください。

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# by yukikomishimafilm | 2018-05-29 13:34 | *お知らせ


FILTさんで連載していただいている、
三島のインタビュー記事「うつしだすこと」の最新号Vol.20がアップされました。

今回は、今年11月1日公開作品『ビブリア古書堂の事件手帖〜memory of antique books』の完成に際し、
小さいころ出会った本、などについて取り上げていただいています。
近所が本の問屋街だったので、そこが自分の本棚みたいなものだったこと、
中に詰まった物語をわくわくしながら開いた本の装丁の魅力などについて、
お話しさせていただきました。ちょっぴり原作の三上延さんについてのお話もありますよ。
お楽しみいただけると幸いです。


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                     (FILTより 撮影・伊東隆輔)

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# by yukikomishimafilm | 2018-05-22 12:28 | *お知らせ



日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞を浅野忠信さんが受賞されました!
おかげさまで『幼な子われらに生まれ』は、作品として、2位をいただけました。ありがとうございます。

役者さんが、評価されることはこの上ない幸せですし、なんせ

この賞を浅野さんは『Helpless』(監督・青山真治)でとられていて、

この作品を観て「いつか浅野さんを撮りたい」と思っていた自分が、

21年後、まさか、自分の作品でこの賞をとっていただけるなんて、ほんとに感無量なのです。

プレゼンテーターとして、花束をお渡しできて、幸せでした。


この映画は浅野さんがいてくれて生まれた奇跡が詰まった映画で、全員のお芝居を牽引してくれました。

この映画でいろんな賞をいただけたのですが、そのすべては浅野さんの賞だと思っています。


だから、ほんとによかったと。

浅野さん、心の底から、
おめでとうございます㊗️

そして、ありがとうございます。


追伸・ジャージとTシャツスニーカーで授賞式に出たら、森重プロデューサーに怒られました。すみません。

ふだんは、きちんとした服に関してはお借りしているので、この時、なかったのです。どうか、お許しください。


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# by yukikomishimafilm | 2018-04-27 12:34 | *お知らせ
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                           (FILTより 撮影・伊東隆輔)


FILTさんで連載していただいている、
三島のインタビュー記事「うつしだすこと」の最新号がアップされました。

今回は、『幼な子われらに生まれ』のBlu-ray・DVD発売に際し、
幼少期の話だったり、撮影の仕方、映画に向き合う思いなどについて取り上げていただいています。

編集部さんから記事の草稿をいただいたとき、
そのまま掲載していただくかどうか、悩んだところもありますが、
私の映画・監督業への向きあい方を、このように捉えて表現いただけることもあるのだなと思い、
掲載していただくことにしました。

記事にあるように、これからも、映画と、人と、真正面から向き合っていきたいと思います。




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# by yukikomishimafilm | 2018-03-20 14:40 | 三島の仕事


トロントでお話ししたことが記事になっておりました。
もしよろしかったら、もしよろしかったら、ご覧ください。↑上をクリック

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# by yukikomishimafilm | 2018-02-18 17:24 | *ありがたいできごと

いつも素敵なインタビュー記事を掲載してくださっている
大人の連載マガジン「 F I L T 」
〝うつしだすこと〟
新しい号が掲載されました。
この連載も長く続いていて、
もはやNo.18です。

視点が面白くかつ人間への興味が深く、文章は客観的で切れ味がある、そんなインタビュー記事を書いてくださるライター中村さんと
素敵な写真を撮ってくださるカメラマンの伊東さん、
プロデューサーの野田さん、ありがとうございます。
しかも、このときは尊敬していて友人でいてくださるスタイリストの谷崎アヤさんが
「お祝いに」とスタイリングしてくれました。
このページを作っていただいていること、ほんとに感謝しています。

是非、ゆるやかな気分で
ゆるりと読んでみてください。




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# by yukikomishimafilm | 2018-02-01 20:24 | *ありがたいできごと

地道に精進します。

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新しい年がやってきましたら、
不意にとても美しく力強いお花が
届きました。

真っ白な薔薇、
どこまでものびた柔らかい緑が、まぶしいです。

「中谷美紀さまからです」

と聞いた時、嬉しくて息をのみ、あらためて、心を引き締めた三島です。

ありがとうございます。
中谷美紀さんは映画『繕い裁つ人』を一緒に作り上げました、まさに
戦友です。
私自身中谷さんからいろんなことを学ばせていただきました。
ありがとうございます。
そして、また、作品を生み出せるよう
地道に、精進してまいります。


*中谷美紀さんご出演の舞台『黒蜥蜴』(脚本・三島由紀夫 演出・デヴイッド・ルヴォー)は、
美しくおかしみもあり、せつなく、エンタメでありアートで至福の舞台でした。
中谷さんの黒蜥蜴、圧巻です。
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# by yukikomishimafilm | 2018-01-21 12:41 | *ありがたいできごと

あなたが必要です。

あと何度生まれ変わったらいい監督になれるんだろう、

そんなことを考えては、いつも自分の未熟さが恥ずかしくなります。

でも、結局映画を観たり、芝居を見たり、本を読んだりして過ごし、

作りたい映画の企画書や脚本を書くのです。

あなたに会いにいくのです。

だからこそ、あなたとご一緒に作品を作れていること、あなたに観てもらえていること、

を心から有り難く思います。

本当にありがとうございます。


これからも自分を信じずに、いや、さらに自分を信じずに、ただ、自分の中に生まれる葛藤には忠実に、作りたいなと。


これから、どんな時代になるかわからないなあとよく思うのです。

でも、先人の皆様が、何かしら突破口を見つけてきたように、

自分もどこかに突破口を見つけて、発信していける表現者でありたいなと思います。


映画の存在には、自分の存在にも、あなたが必要です。


今年も、どうぞよろしくお願いします。


     三島有紀子


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# by yukikomishimafilm | 2018-01-08 10:49 | *ありがたいできごと

夜遅くに

インターホンがなり「宅急便です」と声が聞こえた。
え?こんな時間に?何かの勧誘かなにかだろうか。
ドア越しにおそるおそる
「…なかみはなんですか?」
「んー、お花のようです」
お花?お花。身に覚えがない。
「だ、だれからですか?」

と声を潜めて訊ねた。
「えーと、し、、しげ、、重松、、、清?、、、重松清さんからです」
慌ててドアを開けた。
「すみません、ありがとうございます。受け取ります!」


重松清さんから、お祝いのお花が届きました。
ありがとうございます。


映画『幼な子われらに生まれ』は、重松さんが1996年に書かれた小説が原作で、

脚本家の荒井晴彦さんが脚本を書いてくださいました。

重松さんが、21年前にこの作品を産んでくださらなければ

この映画も生まれていません。

ある特定の家族のお話ですが、今では、この家族が抱えることは、

今の日本で「父」「父性」「家族」を考える上で普遍的なものになるのではないか、と思いました。

離婚率や再婚率も増え、血のつながりの前に「自己」と「他者」の認識、そしてその「自己」と「他者」のつながりをどうしていくのか、見直す時期が来ていると感じたからです。

それぞれのキャラクターもとても魅力的な作品でした。

何より興味深かったのが、主人公がいろんな出来事や異質な人間=他者と出会うことで、

自らの本質が剥き出しにされていくことです。結局、生きていくというのはこういうことなんだと気づかせてくれました。

だから、どうしても映画にしたいと思いました。


映画が完成した試写後、重松清さんと顔を合わせたいような合わせたくないような…鼓動が高鳴りました。

が、重松さんの方からやってきてくださり、

「作品が喜んでます。ありがとう」と手を握ってくださったことが

どれだけ幸せでありがたかったことかしれません。

去られてから、なんだか、体中の力が抜けました。ホッとして、「よかった」と口元が緩んでいたと思います。


お花は、とても素敵な色の大輪でした。

このお花には、大きなものがこめられています。

ここからまた、いろいろがんばらないとあきませんね。


本当にありがとうございます。



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# by yukikomishimafilm | 2017-11-30 12:37 | *ありがたいできごと


報知映画賞『幼な子われらに生まれ』
監督賞と田中麗奈さんが助演女優賞をいただけ

ました。

選んでくだり本当にありがとうございます。

心から感謝します。


なんだか、私自身は、おこがましい心持ちですが、、、、

この賞は、原作の重松清さん、脚本の荒井晴彦さん、浅野忠信さんはじめ芝居を一緒に作ってくれた全キャストと

特に子役たち(南沙良、鎌田らい樹、新井美羽)、

最後まで作品に寄り添ってくれたスタッフがとった賞だと思います。

いろんな局面でほんとに苦労し難産だった作品なので、なんだか報われますね。


順撮りさせてくれたプロデューサーの森重さん、江守さん、ありがとうございます。
選考理由に涙がこぼれそうなほど、嬉しく思いました。
「今の時代を静かに描く演出」(松本)、

「子役を上手になだめながら撮っているように感じられ、演出家として達者」(渡辺)。


そして、そして、麗奈さん、
おめでとうございます。
難しい奈苗の役を演じ切ってくださりありがとうございます。

みなさま、おめでとうございます㊗️

そして、本当にありがとうございます。


P.S.全国でまだまだ上映しております。まだの方、また観たいと思ってくださる方、是非足をお運びください。

JALの機内でも上映されてます。


P.S.インタビューでもQ&Aでも、

子役について、子役の演出についてほんとによく聞かれます。

自分の演出のスタイルを誤解をしている記事をお見かけしたこともありますし、

ここできちんと子役の方への自分の演出スタイルと経緯を書いておきたいと思います。


【子役について】
いつもそうですが、今回も3人ともオーディションで選ばせていただきました。
〝異質な者同志の人間と人間の化学反応をつぶさに記録する〟
それがこの映画の目指したことでしたので、とにかく言われることが出来るのではなく、相手の投げた感情を受けとって、自分の中に生まれた感情をそのまま返すことが出来る子、を探し続けました。
キャスティング担当の方と「芝居をしたことがない子でもいい、絶対どこかいるはず」
と話して、演出部と一緒に毎週末に新しい子を見て、徐々に絞りながらも同時に新しい子を見てということを繰り返していたので、とても時間がかかりました。


結果、薫役には、お芝居を一回もやったことがない南沙良さんを選びました。
彼女は動物的なするどい勘で反応します。
想像力と自分の中の感情から突然生まれる台詞だったり、
段取り通りではない相手役の動きから生まれる表情だったり、
何かに〝反応できる力〟を重視したんです。
私はいつもオーディションで何人かに絞ったあと、二人で話をするんですが、そのときに沙良は非常に薫のイメージと近いと感じたし、カメラ映りもすごくよかった。
鎌田らい樹も新井美羽もそうです。
この3人とも反応力と想像力と動物的勘が素晴らしかったんです。



現場でも、
「ここで台詞を言って」とか「ここで泣いて」みたいな演出は一度もしませんでした。
いつも、そういう演出はしません。
とにかく、「自分の中に生まれた感情を取り出して相手にぶつけること」と
「相手が投げてきたものに対して、ちゃんと反応すること」。
その繰り返しこそが芝居なのだということを徹底しました。

午前中は、子どもたちだけで、体を動かしたりしてワークショップみたいなことをやりながら、
今日撮るシーンの気持ちだったり、「この子(演じる役)は、こういうシチュエーションのときにどんな反応をするのか?」といった事をじっくり話し合い、
「こう言われたらどう答えたくなる?」と投げかけてから考えたり想像しといてもらって、
浅野さんや田中さんを呼んで撮影するというやり方をしました。
撮影では、素直に感情をぶつけてもらいました。



本当に繊細な心の変化を撮っていかなければならない作品でしたから。

実は今作は頭からほぼ順撮りさせていただいたんです。子役たちが主人公でもあるので特に家族のシーンはそうさせてほしいとお願いして。ほんと、それをやらせてくれたプロデューサーとスタッフに感謝です。おかげで感情の話をしながら進められたのは非常によかったと思います。


あとは、子役の方達の反応力を信じて、なるべく1テイクで撮る、ということです。
私は、いままでもそうですが、細かいことよりも、
最初のワンテイク目で生まれる新鮮なお芝居のやりとりを信じています。
子役の方達は特に、何度もやってもいいことはないなあと思う方です。
この映画のとても大切なシーンである、薫が信からぬいぐるみのゴリラを受けとるシーンも、
1テイクです。ぬいぐるみも薫役の南沙良には、本番の一回しか見せていないんです。
その反応は一回しか撮れません。
だから、スタッフも役者さんも全員緊張しました。
私のヘッドホンには、南沙良さんの心臓の音が聞こえていたほどでした。

子役たちの化学反応がこの映画の肝だったと思います。

*写真1枚目はクランクインの日。
らい樹、浅野さん、三島
写真2枚目はクランクアップの日。
沙良、三島、美羽、麗奈さん

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# by yukikomishimafilm | 2017-11-29 11:44 | *お知らせ


『幼な子われらに生まれ』が

山路ふみ子映画賞の作品賞と田中麗奈さんが女優賞をいただけました。

この賞を麗奈さんと共に分かち合えたことが、ほんとに嬉しく思いました。

麗奈さんと目があって泣きそうになりそうなのをぐっとこらえて挨拶させていただきました。

スタッフ、キャスト、関わってくださったみなさま、おめでとうございます。

生きてたら、いいことも、あるんですね。


「重みと歴史のある賞をいただけてほんとに感謝しております。

お金も集まらず配給も決まらないという難産でしたが、絶対にこの映画を生むんだという思いでやってきました。

脚本を書いてくださった荒井晴彦さん、一緒に芝居を作ってくれた全キャストと最後まで寄り添ってくれたスタッフのおかげです。ありがとうございます。

何より(キャストの)田中麗奈さんと一緒に、ここに立てたことがうれしいです。

奈苗という役は本当に難しくて現場で無理難題を麗奈さんに出すこともあり、苦しみながら一緒に作りましたから。

それから、個人的に思うのは…。この映画の中に「悲しみの果て」という歌が出てきます。

♪悲しみの果てに何があるか俺は知らない。悲しみの果てに、素晴らしい日々を送っていこうぜ。と歌います。なかなか、素晴らしい日々が来ると信じられませんが、そんな日も来るのかもしれないと信じさせてくれる日になりました。

この賞を糧にこれからも人間を深く掘り下げて、どんな状況でも発信していける表現者でありたいなと思います。本当にありがとうございます。」

*写真は、贈呈式後の楽屋にて

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# by yukikomishimafilm | 2017-11-28 01:02 | *お知らせ

台湾金馬映画祭によんでいただき、ありがとうございます。


大好きなエドワード・ヤン監督の「牯嶺街少年殺人事件」を生んだ国の映画祭、に行けるなんて、幸せです。

侯孝賢監督プロデュースの

映画館で『幼な子われらに生まれ』来年1月5日、台北で公開にもなります。

インタビューや2回のQ&Aもまた、とても深いクエスチョンで、幸せな時間でした。
✳︎斜行エレベーターの意味は?
✳︎空間=ロケ場所がそれぞれのキャラクターを表してると思うがそれぞれどうねらったのか?
など、
たくさんあるんですが、
いくつか、を記してみます。


Q:ドキュメンタリーから劇映画に転向した三島監督にとって、2つの違いはあるのか?


A:ドキュメンタリーと劇映画の違いはもちろんあります。
しかしながら役者さんもひとりの人間ですから、癖や性格もそれぞれですし、その日のコンディション・感情によって様々な変化が有ります。どうしたら、その作品、またはそのシーンの目指す一番いい演技をしてもらえるだろうか。とその役者さんを観察するところから始めます。例えばこの2人なら自由にやってみてもらう、このメンバーなら1人の芝居を決めてその反応を見るのが一番ではないか、、、など、その日や役者さんの組み合わせによってやり方を変えていきます。その時生まれる役者さんどうしの化学反応がなにより大事ですから、そういう「人間の化学反応を切り撮る」という点では、ドキュメンタリーと劇映画は近い部分があると思います。


Q : 『少女』を観ても『幼な子われらに生まれ』の子役たちを観ても、三島監督は少女の複雑な感情に寄り添っているように見えた。どうですか?

A : そうですね。いびつな少女、というエッセンスは、ずっと自分自身のエッセンスとして存在しているし、おそらく、そのエッセンスは作品のどこかに入ってしまうと思う。

おそらく、小さい時に自分にとっては、時が止まるほどの経験があり、それが、消えないのだと思う。

ただ、これから、はわからない。
自分の中に、その出来事と神戸の地震というできごとが、大きく存在していて、出来事から遠くなればなるほど、自分のアンテナが反応したり考えることが変化してきていることを最近感じるので、また変わるのかもしれない。


*写真は海外用ポスター

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# by yukikomishimafilm | 2017-11-21 09:33 | *お知らせ

トロントリールアジアン映画祭オープニング上映に『幼な子われらに生まれ』を招いていただき

ありがとうございます。300人以上の会場が満席となっていてとても光栄に思いました。


Q&Aはとても深い話で幸せでした。

その後もドイツの監督、アメリカのドキュメントの監督、ギリシャのお客さん、トロントのみなさま、たくさんの方が、感想を言いに来てくれ、この映画について、ずっと語っていただけることが、ほんとに幸せです。

◯3人の子役がすばらしかったが、どんな演出をしたのか?
◯一人カラオケがすごく面白かったが、日本ではポプュラーか?
◯血の繋がりを重んじる日本でなぜこの作品を作ろうと思ったのか
◯お父さん、と呼ばせることについて、なぜそんなに執拗になるのか。

などなど。
あとは基本的に以下の質問。とても充実した時間でした。


1. What motivated you to tell this story?
(この話を映画にしようとした動機は?)

動機は3つあります。
ひとつには、自分自身父を亡くし、自分のルーツである大阪の実家もなくなり、血についてそして家族について考えていたこと。
二つ目に、現代の日本が、離婚率も増え、再婚率も増え、外国の方がたくさん日本で暮らすようになって、血の繋がり以外のつながりを見直す時期に来ていると感じていたこと。
三つ目に、他者と出会い、他者とぶつかるたびに自己の本質が見えてくる、そんな作品を作りたいと考えていたこと。
この3つのエッセンスが、この物語にはありました。


2. What can a man do to be a “good father”? And woman be to be a “good mother”?
(良き父、良き母になる要素は何でしょう

わかりません。私自身子育てをしてないので。
良き母とは、良き父とは、の正解は永遠に見つからないのかなと想像します。正解が見つけられたと思っても、それは正解かどうかわかりません。
ただ、正解を見つけようとあきらめずに向き合う覚悟がある、ということかなと思います。
性別関係なく父性とは?と問われたら、
父性とは、「自分が構築した尺度を示すこと」
母性とは?と問われたら、
「無償の愛」と位置づけています。


3. In Japan there have been many tumultuous events in its history of being up-rooted and so-forth. Are “complicated family units” more acceptable now in Japan than previously?
(日本の歴史上では血を絶やすとか家督を継続する事が大きな問題として取り上げられる事が多いですが、「複雑な家庭」は近年受け入れられる様になっているのでしょうか?)

日本では
血は水よりも濃い、という言葉があります。
血の繋がった血縁者の絆は、どんなに深い他人との関係よりも深く強いものであるというたとえです。

ですが、離婚率も再婚率も増加した日本では、変化を余儀なくされてきていると感じます。でも一方で、血にこだわる流れも感じます。
日本人という血、家族の血縁のつながりへの強いこだわりは、時に疎外感を生む時があり、恐怖すら感じる時があります。

自分個人は、水は血よりも濃い、と思うことが多くありますし、もっと〝個人〝に向き合うべき時が来ているのではないかと考えます。
タイトルにもETRANGERと入れましたが、
血が繋がろうと繋がらなくても
《自己》以外はみな《他者》であり、
《自己》と《他者》との化学反応こそが、
生きていくことなのではないかと感じています。


4. How did audiences in Japan and internationally react to this film?
(日本及び海外の観客の反応は?)

信じる(believe)と書いてまこと(truth)という名前の主人公は一度失敗したことから、家族を最優先させるスタイルで生きている。
生活することが第一の専業主婦の奈苗、
非日常を求めてしまう奈苗の元夫の沢田、
仕事第一でやってきた信の元妻の友佳、
初潮を迎え、母親の妊娠に敏感になり、父親への愛憎が爆発する長女の薫、、、、

それぞれのお客様がそれぞれに共感したり寄り添いいろんなことを感じてくださいました。
なかでも多かったのは、
「血のつながらない家族を描きながら、
普遍的な家族のテーマが浮き彫りとなり、個人と他者、自己の本質、パートナー、家族などについて考えたと」という感想でした。

5. How long did this take from script to finished film?
(脚本から映画の完成までどれくらい長くかかりましたか?)

脚本との出会いから資金を集めて、キャスティングして、、、と六年間の時間がかかりました。


6. Any difficulties in production along the way?
(完成に至るまでの苦労は?)

地味なお話なので、
なかなか企画として通りませんでした。
なので、脚本家の荒井さんと一緒に
とにかく賛同者をひとりひとり集めて、
資金も集めてということを
時間をかけて地道に続けました。

内容に関しては、
大きな出来事がないなかで、
ある家族のある一時(いっとき)の風景を記録する。つまり、実際の家族を観ているような感覚で観てもらいたいと思いました。
演技に見えないリアリティーの追求を
一番に心がけました。


7. What advice do you have for aspiring film makers?
(映画製作を夢見ている人たちにアドバイスするとしたら?)

これから、もしかしたら非常に映画づくりのしにくさを感じる時が来るかもしれません。クリエイターにとって自由であることは最大の喜びですが、そんな位置にいけたり、そんな状況を目指すとしても、大きな不自由さの中で表現しなければいけないことが増えるかもしれません。
ですが、先人たちがそうしてきたように、何かしらの風穴をあけることは人間にはできるという可能性を信じています。例えばジャファル・パナヒ監督の『Taxi』のように。
どんな状況でも、発信し続けることが映画表現者なのかなと、自分自身もいつも、叱咤しております。


8. What’s your next project?
(次回作は?)

歌というエンターテイメントを織り交ぜながら、
過酷な人生を生き抜く女性の物語を企画しています。生きづらい時代になりかもしれません。だからこそ、「風と共に去りぬ」の日本の女性版を歌のエンターテイメント映画として作りたいと思っています。

thanks a lot.


*写真はトロントリールアジアン映画祭より

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# by yukikomishimafilm | 2017-11-21 09:12 | *お知らせ


小学館さんのSTORYBOXさんの取材を受けました。
「小説丸」というネット記事にアップされていましたので
こちらにアップさせていただきます。

自分の記事だけではなく、いろんな方の「制作ノート」がとても面白いですよ。

もしよろしかったら、ご覧ください。


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# by yukikomishimafilm | 2017-10-28 08:36 | *お知らせ


あらゆる局面で苦労した、とても難産の作品でしたので、生まれてくれて、本当にありがとう、と思いました。

みなさまのおかげです。

ありがとうございます。



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# by yukikomishimafilm | 2017-08-28 08:44 | *お知らせ



完成披露試写をすることが出来ました。

浅野忠信さんは、全身で作品に向かって来る素敵な役者さんです。
わたしは、その魂が好きです。

この作品は、
その日撮るシーンやメンバーによって
即興だったり、半分即興だったり…どんどん撮り方を変えていたので
戸惑う部分もあったと思いますが、
浅野さんのいい芝居を撮りたい一心で
毎日現場に向かっておりました。

浅野さんとみんなの、化学反応がつぶさに撮れたと思っています。



みなさま、是非、劇場でご覧ください。



*写真は司会をやってくださった伊藤さとりさんが撮影してくれて
インスタにあげてらっしゃったのを、「ください」といただきました。
撮ってくださり、ありがとうございます。
浅野さん、三島、宮藤さん。
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# by yukikomishimafilm | 2017-08-10 22:14 | *ありがたいできごと

映画『少女』のこと。

ブログでは、
インタビューでお話できなかったり、
コメント書いたけれど発表されなかったものを
載せています。

今回は
真剣佑さんと稲垣吾郎さんについて。


真剣佑さんについて。
「初めてお会いした時、目が光りに満ちていて、作品に取り組みたいという意欲が漲っていました。わたしは渇望している人が好きなんです(笑)。現場でも、何度も何度も芝居を作り挑んでくれ、自分の撮影が終わっても現場にいて何かをつかみ取ろうとしていました。影から光りのあるところに移動して芝居する効果について話したとき、瞳孔が開き、彼の瞳がこの世界を包んでしまうかと思うほどでした。非常に知的欲求の強い少年=牧瀬を高らかに演じてくれたと思います」



稲垣吾郎さんについて。

「稲垣さんには、多くの映画好きの方がそうであったように、三池崇史監督の『十三人の刺客』で魅了され、舞台でベートーベンを演じられている姿も、澄んだ湖に火柱が上がったように美しく儚く心奪われました。この方に、‘普通の男が幸せを失い傷つきながらも、淡々と受け入れて生きる姿”を演じていただけたら、とお願いいたしました。稲垣さんとは、髪型から自転車の漕ぎ方まで、いかに普通の男に見せられるか細かく打ち合わせして高雄のキャラを作る旅をしました。自分勝手な女子高生たちの前で、また、悪意に満ちた人達の中で、この映画の中では、ただ一人、思慮深く、いまの日本に欠けていると思われる〝寛大さ〝と〝赦す(ゆるす)ことを知る人〝を表現してもらえたと思います。」

三島有紀子

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# by yukikomishimafilm | 2016-10-15 20:58 | *ありがたいできごと

*高校生が「少女」についてインタビューしてくれました。
質問も感想も新鮮でした。
また、ラストカットの解釈がオリジナリティがあって。
ハッとしました。そういう解釈をそういう言語で表現するのだなあと。
それはネタバレになるので記事には載っていませんが、
質問も面白く、
素敵な記事になっています。
是非、読んでください。

ここ。(←クリック)




*東京新聞 <家族のこと話そう>芸術の厳しさ 父に学ぶ 映画監督・三島有紀子さん
ここ。(←クリック)



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# by yukikomishimafilm | 2016-10-12 00:31 | 三島の関心空間
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建築好きとして
建設新聞さんで、インタビューを受けさせ
ていただきました。
母校はヴォーリズ設計ですし、小さな頃から父親に連れられ、建築を見て回ってました。

今回も素晴らしい建築で撮影させていただけました。
豊橋市公会堂や早稲田スコットホール…。
是非、ゆるりとご一読いただければ幸いです。

「建築をデザインする人も大事だけれども、それを実際につくる職人さんたちの技術もとても大事だと考えています。技術は短期間では身につきませんし、技術の継承もあります。その歴史が建築の空間をつくっているということですね。映画も同じで、撮影、照明、美術、衣装などそれぞれの歴史ある技術の結集です。」


ここ。(←クリック)

http://kensetsunewspickup.blogspot.jp/2016/10/blog-post_98.html
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# by yukikomishimafilm | 2016-10-11 12:07 | *ありがたいできごと
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映画は皆で作る総合芸術です。
スタッフのひとりひとりの技術と心意気、そして愛情が写りこむもの。
山本美月も初めてこの映画を見たとき
「みんなの愛情がつまった映画」と言ってましたが、
ほんとにたくさんのスタッフの愛情が注がれています。

◎まずは、脚本
とても面白いけれど映像化がとても難しい原作「少女」を目の前にして
一緒に挑んでくれたのが松井香奈さんです。
私がプロットを書いて、
いろいろ話しては、
書いて、
それこそ、膝を突き合わせて
神楽坂の喫茶店で何度も何度も同じサンドイッチを食べながら
作った脚本です。
松井さんは女子高卒業だし、
たくさんのアイデアを出してくれました。

◎撮影の月永雄太と照明の齋藤徹
月永さんとは、
『心の音』という作品で
長野の昼神で泊まり込んで撮った作品から
『ぶどうのなみだ』と一緒に作っています。

月永さんと齋藤さんが作り上げた
ショットはとても美しく、少女たちの醜さ儚さを強調してくれています。

◎美術の黒瀧きみえ
黒瀧さんの美術的センスは
「少女」の世界を作り上げるのにとても重要なのです。
「ぶどうのなみだ」「繕い裁つ人」と一緒に作っています。
映画の世界観を
いつも黒瀧さんと一緒に模索している時間が楽しい時間です。

◎音楽の平本正宏
いつも自分の頭になんとなくの
音楽の方向があり
自分としてはそれをテーマに撮ってるのですが
今回、そのイメージをはるかに越えた
テーマ曲のワルツを書いてくれました。
これは、メイポールダンスの曲であり、ラストにも流れます。
この曲が、この映画を象徴していますし、いろんなことを伝えてくれています。

◎クオリティをあげてくれる
助監督 佐伯竜一 演出部の小菅規照 目黒啓太 大黒友也
ラストシーンの少女が疾走するシーン。
スケジュールの都合で、一度、曇りで泣く泣く撮影したカットです。
でも、映画を象徴するカットと考えていたので、
もっと映画の強度を高めてくれるカットにしないとダメなんじゃないだろうか…
何日も悩んで相談しました、
「もう一度撮った方がいいと思うんだけど」
すると、演出部チーフが、少し考えて、「そうですねね」と。
スタッフやキャストのスケジュールを調整してくれて
夕陽が輝く日にもう一度チャレンジして撮り直したのです。
カットかけた時、「いいカット撮れたね」と隣で笑ってくれたのが演出部でした。


映画は、こんなたくさんの愛情で作られています。
まだまだこれは、ほんの一部ですが
是非、スタッフの技術と愛情を劇場で
楽しんでください。


【スタッフ】
脚本:松井香奈・三島有紀子
音楽:平本正宏
主題歌:GLIM SPANKY

撮影・月永雄太
照明・斉藤徹
美術・黒瀧きみえ
録音・浦田和治
編集・加藤ひとみ
制作担当・坪内一
助監督・佐伯竜一
記録・吉田久美子


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# by yukikomishimafilm | 2016-10-02 16:33 | *ありがたいできごと
映画『少女』のHPにインタビューが掲載されています。

もしよろしかったら。
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# by yukikomishimafilm | 2016-09-22 12:00 | *お知らせ
インタビューではあまりお話しできなかった、見どころをここでは記す事にします。

映画『少女』の見どころを聞かれて
もちろん「全部です」と答える三島です。笑

ここだけの話、そのひとつを書いておきます。
原作にはないシーンがたくさんありますが、
他の作品ではあまり見られない
シーンのひとつとして、ダンスシーンがあります。

原作では共学の高校が舞台ですが、
より窮屈で閉塞感を出すために、規律正しい女子校の設定にしました。
その体育祭で伝統的に踊るのが
メイポールダンスという踊りです。
これは、まわりの人の状況を見て、まわりの人とバランスをとりながら
正確に均等に踊らなければならないダンスです。
それが美しさを生むのです。
さて、まるで17歳の頃の女子の中にいる感覚に近いのではないでしょうか。
まわりを読む、、、。
大変です。
その感覚を表してくれるものとして、
ダンスシーンを入れました。

まあ、もともと自分が
映画には踊りや歌などの
お楽しみがあったほうが
おもしろいと思う方だというのも大きいです。

さて、メイポールダンスを
どう振り付けてもらうか。
宮河愛一郎さんに相談しました。
平本 正宏さんが作曲してくれたせつないワルツにのせて、苦しくなるほど統一された、動きの大きな美しきダンス、、、を見せたい。
メイポールダンスの研究から始めてもらいました。
もう。生徒役のみなさん、そしてダンサーのみなさん、いろんな場所で何日も何時間も練習してもらいました。
金髪の引間 文佳さんの、指導がまたかっこよくてね。
そのシーン撮る時に、練習の完成形を見せてもらい
あまりの素晴らしさに鳥肌が立ちました。
結果、この音楽とこの踊りが、この映画の世界観を決めたものとなったのです。

生徒役には、芝居がうまくてダンスも踊れる贅沢なキャストが!
土居 志央梨
石橋静河
小林麗奈
浅野 望
飯村未侑
水田萌木

ダンサーでもあり生徒役もやってくれた!
森山実莉
仁志 美穂
前川 遙子
福留愛梨

こちらも是非、お楽しみください。

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# by yukikomishimafilm | 2016-09-22 11:29 | *ありがたいできごと
インタビューではあまりお話しできなかった、見どころをここでは記す事にします。

映画『少女』は
子役のお芝居も素敵です。
今回は、本田翼さんと山本美月さんの子供時代のできごとや関係性が肝になります。
そのキーとなる子供時代を演じてくれているのが渡邉このみさんと原涼子さんです。
このみさんとは「硝子の葦」でもご一緒して繊細な演技をしてくれましたが、今回もまた由紀のトラウマとなったできごとのシーンでは、ほんとに細やかな演技をしてくれました。原さんも今やいろんな役をやられてますが、声色まで役に合わせて変えてくれます。剣道が上手い設定なので習ってもらったらずっと続けていると、竹刀を見せてくれました。
二人とも根性があって、つらいシーンは二人で励ましあってがんばってくれました。
そして、
本田翼さん演じる由紀は、死を見たいという想いから夏休みに病院の小児病棟に行くのですが、そこで二人の少年と出会います。この2人も物語の中でキーとなります。
少年たちの無垢な心が由紀の心を溶かしていきますが、、、果たして少年たちはほんとに無垢なのか?という役どころです。
中村瑠輝人さんと山田日向さんです。
この役はオーディションで探したのですが、実は最後に残った4人は素晴らしくうまかったんです。全員撮りたいと思いました。2人に絞るのが苦しかったのですが、
この2人は私のイメージに合っていたのとお芝居が好きでたまらない、
そして、この役を絶対やりたいと渇望しているのが強く見えました。
共演した稲垣吾郎さんも、
子役たちには、ハッとさせられ、自分の芝居が変わりましたと語っておられました。
子供達のお芝居、しかとご覧ください。

#映画少女
#渡邊このみ
#原涼子
#中村瑠輝人
#山田日向
#三島有紀子
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# by yukikomishimafilm | 2016-09-22 11:25 | *ありがたいできごと
映画『少女』は
大人の役者さんのお芝居が実はとても大切です、シリーズ。
今回は、本田翼さんと山本美月さんに、
台本通りやろうと思わないで、まず感じることを大事にしてほしいと言い続けていました。これは周りの役のみなさんが本当にうまい人たちであることが大切です。
山本美月さん演じる敦子は、体育の単位が足りなくて、夏休み、補習として老人ホームにボランティアをしに行くことになります。
そこで、働いているヘルパーを
演じてくださっているのが
リーダー役の占部房子さん。
星野園美さん。
岩橋道子さん。
広澤草さん。
です。
リーダーは、凛として一匹狼ですが、
他のヘルパーさんは、福祉の仕事をしていても他人の悪口を面白おかしく話し、またその人も別の人に悪口を面白おかしく言われます。そんな役をみなさんが演じてくださいました。
本当に暑そうに見える。
本当に面白がっているように見える。
本当にそう見える、て大切なことです。
当たり前のことなんですが。
占部房子さんは、舞台もさることながら「犯人に告ぐ」を見て、いつか、と。
岩橋道子さんはラッパ屋の役者さん。三島は、ラッパ屋のお芝居のファンなのです。岩橋さん主演の「斎藤幸子」最高でした。


星野園美さんも「星屑の会」から見ていますが、「パーマ屋スミレ」「女40歳肉屋のムスメ」がほんとに大好きです。
広澤草さんは、映画「結び目」とドラマ「人間昆虫記」のお芝居を見て、いつか、と。
みなさまの演技、作品を支えてくれています。この方にやってもらいたいと願った皆さまなので
参加してもらえて
監督としてほんとに幸せです。
是非大人の役者さんのお芝居、ご覧ください。

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#映画少女
#占部房子
#星野園美
#岩橋道子
#広澤草
#三島有紀子

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# by yukikomishimafilm | 2016-09-22 11:22 | *ありがたいできごと

映画『少女』は
大人の役者さんのお芝居が実はとても大切です。


本田翼さん演じる由紀のお母さん役には
川上麻衣子さん。
お父さん役には二階堂智さん。
祖母役に白川和子さん。
この家庭は、厳格な祖母に支配されています。
由紀の通う女子校の校長までやり遂げた厳格な祖母は、現在は認知症で歯止めの効かない状態です。
まったく、ゆるぎなく存在している祖母に振り回されて、
いろんな闇を抱えているお芝居をほんとに繊細に川上麻衣子さんと二階堂さんが、
演じてくださいました。
そして、白川和子さんも体当たりで、尺度を持った凛とした1人の女性を演じてくださいました。由紀に大きな影響を与える役です。


山本美月さん演じる敦子のお母さん役には
佐藤真弓さん。
お父さん役には小嶋尚樹さん。
この家庭は、とても健康的です。だからこそ、闇を抱えた敦子は家庭でも明るく笑顔でいなくてはなりません。打ち明けることもできません。明るく健康的な家庭を2人で描いてくださいました。
そして、ボランティアで子供達にエプロン紙芝居をしている役では銀粉蝶さん。
非常に絶妙なバランスで偽善者を演じてくださいました。きっと彼女も家庭でのいろんな満たされない想いがボランティアに向かわせているんだろうと想像してしまうほどに。
カットしたシーンもほんとは見ていただきたいですし、みなさまの撮影日がおわるのが寂しくて寂しくて、、、。

そして、とてもキーとなるおじさん役が菅原大吉さんです。
ネタバレになるので何も言えませんが…
ともすると、薄っぺらい人間像になってしまいがちなこの役ですが
しっかりと深い闇を感じさせてくださいました。最後の最後まで見逃さずにいてください。

みなさまの演技、作品を支えてくれています。強くこの方にやってもらいたいと願った皆さまなので
参加してもらえて
監督としてほんとに幸せです。

是非大人の役者さんのお芝居、ご覧ください。
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#映画少女
#川上麻衣子
#二階堂智
#白川和子
#佐藤真弓
#小嶋尚樹
#銀粉蝶
#菅原大吉
#三島有紀子

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# by yukikomishimafilm | 2016-09-21 12:14 | *ありがたいできごと
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*写真はホームページ「少女」より


原作者の湊かなえさんとティーチインのイベントさせていただきました。
湊さんのお話、視点本当に面白かったですね!
以下記事から抜粋。スタッフキャストと一緒に大切に作りました。
だから、ほんとに、嬉しく、ありがたいです。

*****
最後に湊は「この映画はハッピーエンドかバッドエンドかと聞かれて迷うんじゃないか、と思います。ではなぜ迷うのか、それをなぜか説明したらネタバレになるし、主人公のハッピーエンドが、全ての人のハッピーエンドではなくて、それぞれに物語があり、そして、何かハッピーエンドにしたいから、悪い事した人も最後に笑って終わるのではなく、きちんと、こういうことだたのかと返ってきてるのを見せてもらった。なかなかこういう後味の映画はないと思います」と本作を絶賛し、「幸せものだよ、この作品は」と。

くわしくはここ。(←クリック)


****

毎日新聞 の記事です。よかったら読んでやってください。
映画「少女」
本田翼&山本美月が女子高生役で新境地 三島有紀子監督に聞く
「〝死〟のイメージを水のトンネルでつなげた」

ここ。(←クリック)
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# by yukikomishimafilm | 2016-08-07 17:47 | *お知らせ
10 月 8 日 公 開 !

映画『少女』

原作:湊かなえ
監督:三島有紀子
脚本:松井香奈・三島有紀子
音楽:平本正宏
主題歌:GLIM SPANKY

撮影・月永雄太
照明・斉藤徹
美術・黒瀧きみえ
録音・浦田和治
編集・加藤ひとみ
制作担当・坪内一
助監督・佐伯竜一
記録・吉田久美子

出演:
本田翼      
山本美月
真剣佑  
佐藤玲
児嶋一哉
稲垣吾郎
川上麻衣子  二階堂智
菅原大吉
銀粉蝶
星野園美 岩橋道子 広澤草  占部房子 
白川和子






*映画『少女』についてのインタビュー ミシマノモト
「生きて行くために…闇に逃げこんだんだと思います」
ここ。(←クリック)



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# by yukikomishimafilm | 2016-07-16 02:52 | *ありがたいできごと

♪お知らせ 

PHP出版「くらしラク〜る」3月号

ショートストーリー『三島百貨店』が発売されております。

今回は、

特別でもない男、の物語です。

書いた中で一番好きなお話かも知れません。いつかショートフィルムで撮りたいくらいです。

立ち読みでも、是非に読んでもらえたら!嬉しいです!

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# by yukikomishimafilm | 2016-02-17 18:07 | *お知らせ

OPEN  NOW ! 2016 !

OPEN  NOW ! 2016 !


“今日”も変らず“昨日”のつづきで、
編集したり、脚本を書いたり、原稿を書いたり、
ロケハンしたりと
変らない。

そんな中、
ふと、送られて来た撮影時の写真。
笑ってたり
怒ってたり。叫んでたり。笑

この並走撮影後の写真。
泣く泣く曇りで一度撮影したカット。
でも、どうしても納得いかなくて
もう一度撮りたいと演出部チーフに相談して夕陽が輝く日にもう一度チャレンジして撮り直した。
カットかけた時、「いいカット撮れたね」と。
全員が、ホッとした瞬間だった。
こんな瞬間もあれば、
敗北感に包まれる日もある。
でも、

「どれだけ心に刻む作品にできるか。いろんな条件の中で、
どこまでやれるか。それしか考えない」
あるスタッフの言葉です。

うん。そうなんです。

それだけ。です。



ほんとに
いつもありがとうございます。

今年もよろしくお願いします!

みなさまとご一緒に。

新しい世界へ。

OPEN  NOW ! 

そうして、一日の最後に、とりあえず、乾杯。

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# by yukikomishimafilm | 2016-01-14 21:45 | *ありがたいできごと
撮影をしておりまして、
お知らせが大変遅れてしまいました!

*PHP『くらしラク〜る』12月号 が発売されています。
今月号の「三島百貨店」は、
アルバムを作ってくれるikkuna社。

いじめの問題は一足飛びには解決しませんが
いじめてしまった親の気持ちを想って書いてみました。
是非、読んでみてください。

http://www.php.co.jp/magazine/rakuru/

*FILT vol.6
は、コミュニケーションについて、です。
こちらはこちらで、面白い記事になっておりますので
珈琲飲みながら是非ご覧くださいませ。

ここ。(←クリック)
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# by yukikomishimafilm | 2015-11-24 17:23 | *お知らせ