『幼な子われらに生まれ』台湾金馬映画祭によんでいただきました。
2017年 11月 21日
台湾金馬映画祭によんでいただき、ありがとうございます。
大好きなエドワード・ヤン監督の「牯嶺街少年殺人事件」を生んだ国の映画祭、に行けるなんて、幸せです。
侯孝賢監督プロデュースの映画館で『幼な子われらに生まれ』来年1月5日、台北で公開にもなります。
インタビューや2回のQ&Aもまた、とても深いクエスチョンで、幸せな時間でした。
✳︎斜行エレベーターの意味は?
✳︎空間=ロケ場所がそれぞれのキャラクターを表してると思うがそれぞれどうねらったのか?
など、
たくさんあるんですが、
いくつか、を記してみます。
Q:ドキュメンタリーから劇映画に転向した三島監督にとって、2つの違いはあるのか?
A:ドキュメンタリーと劇映画の違いはもちろんあります。
しかしながら役者さんもひとりの人間ですから、癖や性格もそれぞれですし、その日のコンディション・感情によって様々な変化が有ります。どうしたら、その作品、またはそのシーンの目指す一番いい演技をしてもらえるだろうか。とその役者さんを観察するところから始めます。例えばこの2人なら自由にやってみてもらう、このメンバーなら1人の芝居を決めてその反応を見るのが一番ではないか、、、など、その日や役者さんの組み合わせによってやり方を変えていきます。その時生まれる役者さんどうしの化学反応がなにより大事ですから、そういう「人間の化学反応を切り撮る」という点では、ドキュメンタリーと劇映画は近い部分があると思います。
Q : 『少女』を観ても『幼な子われらに生まれ』の子役たちを観ても、三島監督は少女の複雑な感情に寄り添っているように見えた。どうですか?
A : そうですね。いびつな少女、というエッセンスは、ずっと自分自身のエッセンスとして存在しているし、おそらく、そのエッセンスは作品のどこかに入ってしまうと思う。
おそらく、小さい時に自分にとっては、時が止まるほどの経験があり、それが、消えないのだと思う。
ただ、これから、はわからない。
自分の中に、その出来事と神戸の地震というできごとが、大きく存在していて、出来事から遠くなればなるほど、自分のアンテナが反応したり考えることが変化してきていることを最近感じるので、また変わるのかもしれない。



