あなたが必要です。
2018年 01月 08日
あと何度生まれ変わったらいい監督になれるんだろう、
そんなことを考えては、いつも自分の未熟さが恥ずかしくなります。
でも、結局映画を観たり、芝居を見たり、本を読んだりして過ごし、
作りたい映画の企画書や脚本を書くのです。
あなたに会いにいくのです。
だからこそ、あなたとご一緒に作品を作れていること、あなたに観てもらえていること、
を心から有り難く思います。
本当にありがとうございます。
これからも自分を信じずに、いや、さらに自分を信じずに、ただ、自分の中に生まれる葛藤には忠実に、作りたいなと。
これから、どんな時代になるかわからないなあとよく思うのです。
でも、先人の皆様が、何かしら突破口を見つけてきたように、
自分もどこかに突破口を見つけて、発信していける表現者でありたいなと思います。
映画の存在には、自分の存在にも、あなたが必要です。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
三島有紀子
