映画を作っています。監督・三島有紀子のブログです。ここから、しなやかな、楽しい、いろんな広がりが見えてくるといいな、と、思っております。


by yukikomishimafilm
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カテゴリ:*ありがたいできごと( 112 )


成田凌さん、
映画と役者への情熱が燃え盛っておられました。
映画俳優の井浦新さんと仲良しだとおっしゃってましたから、相乗効果でさらに映画愛が強くなっておられるのかもしれません。

役に真摯に
きちんと悩んて、
でも演技をする時はのびやかに
取り組んでくれました。

あるシーンで、
そっと、ある小道具を用意しておきました。
彼はそれを使おうか、使うならどう使おうか、
考え、そして、みごとに使い切って、芝居に艶を足してくれました。
一緒に作品を作れて幸せです。

はい、彼は中原中也とジャミロクワイ、です。笑
是非読んでみてくださいね。

毎日新聞さん、ありがとうございます。



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©️2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
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はい。『検察側の罪人』で、素晴らしい演技をされていた酒向芳さんも、出てくださっていますよ。

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by yukikomishimafilm | 2018-08-10 08:57 | *ありがたいできごと
映画のエンドロールに流れる音楽は、
その作品の読後感と世界観を決めますから
とても大切だと思いますし、音楽好きとしても
かなり大事にしています。

もちろん、劇伴でおわりたい映画もあります。
『幼な子われらに生まれ』では、田中拓人さんの痺れる楽曲になっています。
エレカシの「悲しみの果て」をカラオケで歌うシーンを設定させてもらいましたが。

『ぶどうのなみだ』は土俗的で祝祭的な安川午朗さんの劇伴です。

一方で主題歌と言われる楽曲を入れた方がよいと思う時もあります。

『しあわせのパン』は矢野顕子さんと清志郎さんの「ひとつだけ」がモチーフでもありましたから、どうしてもこれでなければなりませんでした。
もちろん、昔から自分の心の一曲でもあります。



『少女』は文学的な歌詞で、ブルースとロックを感じさせられ、心のどこかに怒りと希望を持っているアーティストにお願いしたかったのでグリムスパンキーさんに書いてもらいました。打ち合わせもほんとに楽しく。出来上がった「闇に眼を凝らせば」は大好きな曲です。
『繕い裁つ人』は「切手のないおくりもの」を平井堅さんが歌うという楽曲でした。この歌は口笛から始まり、心に沁みる平井さんの声が大橋トリオさんのアレンジで非常に楽しく仕上がりワクワクさせてくれます。
クラシカルな世界観の中で、静謐にでも力強く自分の道に一歩進んでいく映画でしたから、ラストは抜け感とワクワクした楽しさがほしかったのです。
切手のないおくりものの歌詞も主人公の気持ちとリンクしていますしね。いい曲です。



さて、まもなく公開の
『ビブリア古書堂の事件手帖』は、
広がりのある世界の中で文学的かつ流れるような日本語のポップスで、
原由子さんの声を聞いた後のような読後感がほしいと思いました。
桑田さんと原さんに編集あがりの映像を観ていただいて、作り上げてくださった「北鎌倉の思い出」は、文学的な歌詞でさわやかな風のような、でもそこに人の想いが時を越えて力強く存在しているそんな広がりのあるポップスでした。
この曲が生まれたことを隅の方で誇りにさせていただきます。

もちろん、音楽へのこだわりは、作品のプロデューサーやスタッフみんなの理解と提案と努力がかなり必要になります。これを実現するには、みんなの並々ならぬ努力が存在していることも記しておきます。



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by yukikomishimafilm | 2018-08-09 09:27 | *ありがたいできごと
新作の映画「ビブリア古書堂」主題歌を
サザンオールスターズのみなさまが、
作ってくださいました。
原由子さんのボーカルです。

「桑田さんと原さんに、みんなで作り上げた映像とお手紙をお渡ししました。その返事としていただいた楽曲には「100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ」という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。」監督/三島有紀子

サザンオールスターズのみなさまが、
自分たちの映画に楽曲を作ってくださるなんて、
生きてたらいいこともありますね。

みなさんにも、早く聴いてもらいたいです。

サザンオールスターズの音楽はもちろんのと、
たくさんの方を40年間も喜ばせていること、
心からリスペクトします。
おめでとうございます。

♪あなたのことがあたまにちらついて
シヤララ

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『ビブリア古書堂の事件手帖』

2018年11月1日(木)から全国公開

監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫、KADOKAWA)
主題歌:サザンオールスターズ“北鎌倉の思い出”
出演:
黒木華
野村周平
夏帆
東出昌大
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA


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by yukikomishimafilm | 2018-07-27 09:08 | *ありがたいできごと
ニューヨークで、『幼な子われらに生まれ』が
上映されます。
ニューヨークにお住いのみなさま、
是非ご覧ください。

https://www.japansociety.org/event/dear-etranger

Sunday, July 29, 12 PM

Directed by Yukiko Mishima.
With Tadanobu Asano, Rena Tanaka,
Kankuro Kudo, Shinobu Terajima.

Special Grand Prix of the Jury Award, 2017 Montreal World Film Festival

*New York Premiere

Career-oriented forty-something divorcees Makoto (Tadanobu Asano) and Yuka (Shinobu Terajima) have each remarried, Makoto living with the younger Nanae (Rena Tanaka) and her two daughters from a previous marriage, and Yuka with her second husband and Makoto’s daughter. When Nanae becomes pregnant and Yuka’s husband ill, each family member is forced to reconsider the bonds of family beyond bloodlines and normative tradition. Yukiko Mishima’s (A Stitch of Life) contemporary realization of Kiyoshi Shigematsu’s 1996 novel (with a screenplay adapted by Haruhiko Arai) is a moving new entry in Japan’s family drama genre.
Giving each character complex weaknesses and desires, Mishima brings extraordinary performances from veteran cast and young newcomers Raiju Kamata and Sara Minami.

***************
ちなみに、
私は行けませんが、、、
行きたかったです。ニューヨーク!
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by yukikomishimafilm | 2018-07-24 11:33 | *ありがたいできごと
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応援くださっているみなさまへ

いつも、あたたかいお言葉ありがとうございます。
今の自分が、今の時代に、何を発信していけるのか、していくのか、を自問しています。

その礎となっているコト、モノ、たちを
インタビューという形から、記事にしてくださっている
ウエブマガジンFILT
「うつしだすこと」の最新号がアップされました。

11月1日『ビブリア古書堂の事件手帖memory of antique books』の公開にちなみ、今回は、本のお話。
影響を受けた文學や作家についてお話させていただきました。
自分の人生に欠かせない十代に出会った作家のみなさまやドラマ監督をやらせていただいた時に
ご出演いただいた唐十郎さんとの出会いもお話しております。

毎日お暑いですが、
もしよろしければもしよろしければ
アイス珈琲など飲みながらご覧ください。

《登場作家》
三島由紀夫
寺山修司
宮沢賢治
唐十郎
坂口安吾
桜木紫乃

ビブリアのロケ地などもちらりとあります?!

字数の限界もあり、影響を受けた作品の一部しかお話できなかったのですが、
近藤ようこさんや
諸星大二郎さんも
実は欠かせません。
まだまだたくさんいらっしゃいますので、
この続きはまたいつか。

撮影/伊東隆輔 取材・文/中村千晶
スタイリング/谷崎 彩

こちら↓
http://filt.jp/lite/issue94/s02.html

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by yukikomishimafilm | 2018-07-20 13:34 | *ありがたいできごと


トロントでお話ししたことが記事になっておりました。
もしよろしかったら、もしよろしかったら、ご覧ください。↑上をクリック

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by yukikomishimafilm | 2018-02-18 17:24 | *ありがたいできごと

いつも素敵なインタビュー記事を掲載してくださっている
大人の連載マガジン「 F I L T 」
〝うつしだすこと〟
新しい号が掲載されました。
この連載も長く続いていて、
もはやNo.18です。

視点が面白くかつ人間への興味が深く、文章は客観的で切れ味がある、そんなインタビュー記事を書いてくださるライター中村さんと
素敵な写真を撮ってくださるカメラマンの伊東さん、
プロデューサーの野田さん、ありがとうございます。
しかも、このときは尊敬していて友人でいてくださるスタイリストの谷崎アヤさんが
「お祝いに」とスタイリングしてくれました。
このページを作っていただいていること、ほんとに感謝しています。

是非、ゆるやかな気分で
ゆるりと読んでみてください。




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by yukikomishimafilm | 2018-02-01 20:24 | *ありがたいできごと

地道に精進します。

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新しい年がやってきましたら、
不意にとても美しく力強いお花が
届きました。

真っ白な薔薇、
どこまでものびた柔らかい緑が、まぶしいです。

「中谷美紀さまからです」

と聞いた時、嬉しくて息をのみ、あらためて、心を引き締めた三島です。

ありがとうございます。
中谷美紀さんは映画『繕い裁つ人』を一緒に作り上げました、まさに
戦友です。
私自身中谷さんからいろんなことを学ばせていただきました。
ありがとうございます。
そして、また、作品を生み出せるよう
地道に、精進してまいります。


*中谷美紀さんご出演の舞台『黒蜥蜴』(脚本・三島由紀夫 演出・デヴイッド・ルヴォー)は、
美しくおかしみもあり、せつなく、エンタメでありアートで至福の舞台でした。
中谷さんの黒蜥蜴、圧巻です。
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by yukikomishimafilm | 2018-01-21 12:41 | *ありがたいできごと

あなたが必要です。

あと何度生まれ変わったらいい監督になれるんだろう、

そんなことを考えては、いつも自分の未熟さが恥ずかしくなります。

でも、結局映画を観たり、芝居を見たり、本を読んだりして過ごし、

作りたい映画の企画書や脚本を書くのです。

あなたに会いにいくのです。

だからこそ、あなたとご一緒に作品を作れていること、あなたに観てもらえていること、

を心から有り難く思います。

本当にありがとうございます。


これからも自分を信じずに、いや、さらに自分を信じずに、ただ、自分の中に生まれる葛藤には忠実に、作りたいなと。


これから、どんな時代になるかわからないなあとよく思うのです。

でも、先人の皆様が、何かしら突破口を見つけてきたように、

自分もどこかに突破口を見つけて、発信していける表現者でありたいなと思います。


映画の存在には、自分の存在にも、あなたが必要です。


今年も、どうぞよろしくお願いします。


     三島有紀子


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by yukikomishimafilm | 2018-01-08 10:49 | *ありがたいできごと

夜遅くに

インターホンがなり「宅急便です」と声が聞こえた。
え?こんな時間に?何かの勧誘かなにかだろうか。
ドア越しにおそるおそる
「…なかみはなんですか?」
「んー、お花のようです」
お花?お花。身に覚えがない。
「だ、だれからですか?」

と声を潜めて訊ねた。
「えーと、し、、しげ、、重松、、、清?、、、重松清さんからです」
慌ててドアを開けた。
「すみません、ありがとうございます。受け取ります!」


重松清さんから、お祝いのお花が届きました。
ありがとうございます。


映画『幼な子われらに生まれ』は、重松さんが1996年に書かれた小説が原作で、

脚本家の荒井晴彦さんが脚本を書いてくださいました。

重松さんが、21年前にこの作品を産んでくださらなければ

この映画も生まれていません。

ある特定の家族のお話ですが、今では、この家族が抱えることは、

今の日本で「父」「父性」「家族」を考える上で普遍的なものになるのではないか、と思いました。

離婚率や再婚率も増え、血のつながりの前に「自己」と「他者」の認識、そしてその「自己」と「他者」のつながりをどうしていくのか、見直す時期が来ていると感じたからです。

それぞれのキャラクターもとても魅力的な作品でした。

何より興味深かったのが、主人公がいろんな出来事や異質な人間=他者と出会うことで、

自らの本質が剥き出しにされていくことです。結局、生きていくというのはこういうことなんだと気づかせてくれました。

だから、どうしても映画にしたいと思いました。


映画が完成した試写後、重松清さんと顔を合わせたいような合わせたくないような…鼓動が高鳴りました。

が、重松さんの方からやってきてくださり、

「作品が喜んでます。ありがとう」と手を握ってくださったことが

どれだけ幸せでありがたかったことかしれません。

去られてから、なんだか、体中の力が抜けました。ホッとして、「よかった」と口元が緩んでいたと思います。


お花は、とても素敵な色の大輪でした。

このお花には、大きなものがこめられています。

ここからまた、いろいろがんばらないとあきませんね。


本当にありがとうございます。



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by yukikomishimafilm | 2017-11-30 12:37 | *ありがたいできごと